プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

9/12【全日本】「俺の優勝は当然」 諏訪魔が三冠返り咲き視野に決勝戦でのXceed狩り宣言 王道トーナメント出場5選手が会見(写真あり)

 『第2回王道トーナメント〜2014オープン選手権〜』(15日開幕)に出場する秋山準、諏訪魔、潮崎豪、宮原健斗、鈴木鼓太郎が12日、神奈川・横浜市の全日本道場で会見。前三冠王者・諏訪魔は至宝ベルト返り咲きを視野に、「俺が優勝するのは当然」と豪語し、決勝戦でのXceed勢狩りを描いた。

 全日本秋の祭典『第2回王道トーナメント』の開幕がいよいよ3日後と迫った。この日は全日本道場に出場5選手が出席しての会見が行われ、トーナメントにかける意気込みを語った。

 社長就任後、シングルでは初の大舞台となる秋山はすでに世界タッグ王座を保持するパートナー・大森隆男との決勝対決とチャンピオン・カーニバルのリベンジを遂げての優勝を描いている。昨年の第1回大会では曙に敗れ、1回戦敗退。「王道という名前がついていて、王道というものを一番見せなきゃいけない」と自負する秋山は、「1回戦負けじゃ話にならない。必ず優勝します」と誓うばかりだ。

 4月のカーニバルは決勝進出を果たしながら、大森に敗れて準優勝に終わった。「まだまだいけるんだぞというところをみせないといけないし、ここがいいチャンス」と社長就任後初のシングル栄冠獲りで健在ぶりを示すつもり。「優勝したら三冠にいけるでしょうから、三冠獲って、前のベルトと今のベルト両方持って上がりますよ」とその先に三冠王座返り咲きを見据え、旧ベルトの3本を含む計4本の三冠ベルトを保持する青写真も描いた。

 前三冠王者・諏訪魔はこの王道トーナメントで復権に乗り出す。7・27後楽園大会で盟友ジョー・ドーリングに敗れ、頂点ベルトを手放したものの、「優勝して、当然、三冠。あのベルトは俺のもの。そこのことしか考えられないね。優勝するのも当然だ」と強気に豪語。この男にとって王道トーナメント初優勝は規定路線だ。

 今大会における諏訪魔の標的は目の上のたんこぶであるXceedだ。順調に勝ち進めば決勝戦で潮崎または宮原と当たる可能性がある。「誰でもいいけど、一番目の仇にしてるのはXceedなんでね。そのうちの誰がきても面白い」と潮崎らを横目に舌なめずりした諏訪魔は、「今回の王道トーナメントは俺の暴れっぷりだけが目立つ大会になるでしょう」とXceed狩りによる大暴れを予告した。

 これにはXceed勢も黙っていない。昨年、決勝戦で曙に敗れて準優勝に終わっている潮崎は「横にいる諏訪魔が決勝は横にいるうちの誰かと言ってるんで、必ず決勝にいって、このでかい図体から3カウントを獲ってしっかり優勝したい」と逆通告。1回戦では三冠王者・ドーリングといきなり激突するが、「ここを勝てば優勝間違いないと思うんで、初戦を大事に勝ちにいきたい」と王者撃破で勢いをつける構えをみせた。

 8・30名古屋大会で全敗に終わったXceedにとって王道トーナメントは巻き返しを図る絶好の舞台。「Xceed同士でこのトーナメント決勝を競うのは面白いこと」と潮崎が改めてXceed対決による決勝戦を描けば、宮原は「自分自身が一気にのし上がってXceedも上がる」と秋の栄冠獲りによって自身とユニットの価値を同時に高めるつもり。鼓太郎も「おそらく誰も俺が優勝するなんで思ってないだろうから、そこで逆に優勝したら面白い。名古屋のXceed全敗があるんでね。今回のトーナメントはXceedが顔にならないといけない」と下馬評を覆す構えをみせていた。
※会見における秋山、諏訪魔、潮崎、宮原、鼓太郎のコメントは別項に掲載します

【ドーリングのコメント】「俺は誰よりも強く、速く、パワーがある。潮崎? 誰でもかかってこい。誰も俺を止めることなどできない」

プロ格 情報局