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9/17【WRESTLE-1】武藤がチャンピオンベルト公開、会見ボイコット・TAJIRIは船木戦へ新型ミスト投入を予告 W-1初代王者決定T直前会見(写真あり)

 WRESTLE-1初代王者決定トーナメント直前会見が17日、都内・WRESTLE-1道場で行われ、トーナメント出場16選手中14選手が出席。同席した武藤敬司が完成したばかりのチャンピオンベルトを公開した。会見をボイコットしたTAJIRIは船木誠勝との1回戦へ向け、新型グリーンミストの投入を予告した。

 W-1の新設ベルトを争う初代王者決定トーナメント開幕が4日後と迫ったこの日、出場選手が出席しての会見が行われ、ボイコットしたTAJIRI、河野真幸を除く14選手がトーナメントにかける意気込みを語った。

 そして、このほどチャンピオンベルトが完成。武藤によってお披露目された。ゴールドのプレートにW-1のロゴがあしらわれたデザインで、武藤も「シンプル・イズ・ベスト。今まで多くのベルトを巻いてきた中でトップに入るかっこよさだと思う」と絶賛。「これからWRESTLE-1、このベルトを中心に動いていきます。多くのチャンピオンが生まれ、多くの作品ができ、世界のレスラーがこのベルトを目標に来てくれることを願ってます」とこれから始まるベルトの歴史に期待を込めた。

 W-1事務所に足を運びながら会見をボイコットしたTAJIRIは、会見終了後にコメントを出した。「船木さんの横にいたらプーって(グリーンミストを)噴いてしまうと思って、あえて行かなかった」と会見欠席の理由を説明したTAJIRIは、1回戦で当たる船木との同席を拒んだ。

 船木とのシングル初対決へ向け、すでにTAJIRIの脳裏には対策が出来上がっている。「ハイブリッドブラスターを狙う瞬間、最大のスキができる」と船木が勝負を仕掛けた瞬間に勝機があると確信。「毒霧を食らったら自分の負けでもいい」と発言した船木に揺さぶりをかけるように、新型ミストの投入も予告した。

 先日、TAJIRIは懐かしいフーセンガムを入手。「舌の動きを特訓してます」という。それはグリーンミストの改良を目的としたもので、「俺ぐらいの年代の特訓といったら昔から消える魔球とか、船木さんも嫌いじゃないんじゃないの。バットに当たっていく球というのもあったし。ミストに魔球みたいなものもあるかもしれませんよ」とニヤリ。「グリーンミストがまっすぐにだけ行くと思ったら大間違い」とヒントも口にした。

 TAJIRIは船木の想定外となる新たなミストを攻略の糸口とする構え。フーセンガム特訓で編み出したTAJIRIの秘策が勝負のポイントとなるのは間違いない。
※会見における武藤、選手のコメントは別項に掲載します

【TAJIRIの話】「実は今日、みんなより早く来たんですけど、リングのところに二つイスが並んでるのを見て嫌な予感がしたんですよ。並んで会見したんですか? 船木さんの横にいたらプーって(グリーンミストを)噴いてしまうと思って、あえて行かなかったんですよ。みんな意気込み語ってる? じゃあ俺も言わないとね。1回戦の船木さんを突破すればいけると思うんですよ。船木さん言いましたよね。『ミスト食らったら負けでいい』って。しめしめと。実は弱点を二つ見つけてるんですよ。ハイブリッドブラスターを狙う瞬間、最大のスキができる。もう一つは僕自身の問題。昨日からみんな特訓を始めてるけど、今さら特訓とか、そんなキャリアじゃないですからね。でも何か新しいサムシングがないと。フーセンガムって最近、コンビニで売ってないけど、お菓子の専門店でみつけたんですよ。フーセンガムで舌の動きを特訓してます。一つヒントを与えましょう。グリーンミストがまっすぐにだけ行くと思ったら大間違い。(ということはグリーンミストの軌道が変わると?)どうでしょうね。俺ぐらいの年代の特訓といったら昔から消える魔球とか、船木さんも嫌いじゃないんじゃないの。バットに当たっていく球というのもあったし。ミストに魔球みたいなものもあるかもしれませんよ。(ハイキックなど船木のキックは警戒すべき点になるのでは?)前回の後楽園でハイキックで意識失った。それに関しては食らわないようにするしかないですね。(フーセンガム特訓は何%手応えがある?)さっき始めたばかりでわからない。フーセンガムの懐かしい感触を楽しんでるところでございます」

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