9/24【NOAH】関本戦へ丸藤「虎王がカギ」、電流爆破要求の大仁田には「通常ルールなら」 GHC防衛一夜明け会見(写真あり)
9・23新潟大会でマイバッハ谷口の挑戦を退けたGHCヘビー級王者・丸藤正道が24日、東京・有明のノア事務所で防衛一夜明け会見。V4戦となる10・12横浜大会での大日本・関本大介戦に向けて虎王をキーポイントに挙げ、電流爆破出場を要求してきた大仁田厚には「通常ルール戦ならむしろ胸を借りたい」と切り返した。
前夜は正攻法に徹したマイバッハの猛威をしのいで、逆転防衛に成功。泣き所の首へのダメージが残っているというが、「一晩経って回復してる。これが悪くなってるようだとイヤな感じなんですけど、そんなことはない。しっかりとケアしながら次の関本戦に備えたいと思います」と視線を横浜へと向けた。
次はGHC初挑戦となる関本を迎え撃つ。「誰がどう見てもバケモノ。間違いなく今のプロレス界のトップの一人だと思うし、あの肉体は努力の賜物以外の何者でもない」と印象を語った丸藤は、筋肉の鎧をまとった関本の肉体自体を「あの体つきは持ち上げづらい」と警戒。「ただ、持ち上げなくても勝てる手段を身につけてきているので、ヤツが倒れるまでぶち込んでやろうかなと。だから、やっぱりキーになるのは虎王ですね」と、やはり防衛ロードを支える二段式飛びヒザ蹴りを要所に据える構えを示した。
一方で、前夜の電流爆破マッチを制した大仁田からは「次は丸藤じゃ」と電流爆破出場を要求されたものの、「少なくともGHCを持ってる間は、しっかりとしたGHCの試合を見せていきたい。電流爆破よりもやらないといけないことがあるので」と丁重に拒否。ただ、「大仁田さんとは元をたどれば同じ(全日本系の)血筋なので、普通のプロレスならむしろ是非とも胸を貸していただきたいと思います」と切り返してみせた。
横浜大会の約1週間後にはグローバル・リーグ(GL)戦も開幕する。「しっかり横浜で防衛してチャンピオンとして全勝優勝します」。“関本狩り"を景気づけに、史上初のGHC&GL同時制覇を成し遂げるか。
【丸藤のコメント】
――防衛から一夜明けて?
▼丸藤「昨日の合同興行は色んな試合がある中で、GHCをしっかり防衛できたことをうれしく思いますし、何より強いマイバッハ谷口を体感できたうえで勝つことができて、色々とプラスになった防衛戦でもありました。このままマイバッハが進化し続けるのか、また元に戻ってしまうのかはアイツ次第。昨日のダメージがまだ残っているので、しっかりとケアしながら次の関本戦に備えたいと思います」
――首へのダメージが深い?
▼丸藤「そうですね。ただ、一晩経って回復してる。これが悪くなってるようだとイヤな感じなんですけど、そんなことはないので」
――森嶋、マイバッハを連破したが、超危暴軍との抗争は?
▼丸藤「彼らがノアにいる限りは、何がどうあっても続くと思うんで。逆にトップ2人が倒されて、どういう行動に出てくるのか。何も考えずに新たな流れを生み出さないんだったら超危暴じゃないと思うんで、彼らなりに何かを考えてくることを超希望します…自分で言ってて恥ずかしくなっちゃった(笑)」
――改めて関本の印象は?
▼丸藤「誰がどう見てもバケモノ。間違いなく今のプロレス界のトップの一人だと思うし、あの肉体は努力の賜物以外の何者でもない。しかもあの体つきは持ち上げづらいと思うし、しっかりと作戦を練らないと。ただ、持ち上げなくても勝てる手段を身につけてきているので、ヤツが倒れるまでぶち込んでやろうかなと。だから、やっぱりキーになるのは虎王ですね」
――2年半前に横浜文体でGHCに挑戦した際は敗れているが?
▼丸藤「あの時は杉浦貴が欠場したことで、自分が緊急挑戦した。無理やり挑戦しちゃった部分もあったんで、過去を払しょくする意味でも、今回はチャンピオンとしてしっかり防衛したいと思います」
――大仁田が電流爆破出場を要求してきたが?
▼丸藤「俺が電流爆破をやる姿をファンの人たちは見たいのかな? そんなでもなくない? まぁこの世界、何がどうなるか分からないので断言はしないですけど、少なくともGHCを持ってる間は、しっかりとしたGHCの試合を見せていきたい。電流爆破よりもやらないといけないことがあるので。ただ、大仁田さんとは元をたどれば同じ(全日本系の)血筋なので、普通のプロレスならむしろ是非とも胸を貸していただきたいと思います」
――グローバル・リーグ戦に向けて?
▼丸藤「しっかり横浜で防衛してチャンピオンとして全勝優勝します。今の俺ならいけると思ってます。“ベルトに挑戦するためのリーグ戦"みたいなことにしないためにも、俺がしっかり優勝して、その上で自ら挑戦者を指名したいと思います」
