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9/24【WRESTLE-1】KAIはエース証明、近藤は無差別級の集大成…10・8初代王者決定T準決勝へともに豪語「俺のためのベルト」(写真あり)

 WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント準決勝(10・8後楽園)で対決するKAI、近藤修司が24日、都内・WRESTLE-1事務所で会見。KAIが「これは僕がエースになるためにできたベルト。これを獲ってこその本当のエース」と誓えば、近藤は「内容的には俺が獲ったらそれなりのものをみせていく自信がある」と使命感もあらわに初代王者君臨を見据えた。

 9・21金沢大会で幕を開けた初代王者決定トーナメントは9・23名古屋大会で2回戦が終了。征矢学、田中稔を撃破したKAIと、カズ・ハヤシ、大和ヒロシを破って勝ち上がった近藤が準決勝で対決することになった。

 1回戦、2回戦ともメインを張ったKAIは、10・8後楽園大会で初代王者の栄冠を勝ち取り、エースの証明を果たすつもりだ。9・22後楽園、9・23名古屋両大会ではメインを勝利で飾り、会場出口で観客をお見送り。「皆さんに『絶対決勝いって優勝してくれ』、『お前が初代王者になるのを信じてる』とか、そういう温かい言葉をもらって、凄いパワーになりました」とファンの期待を実感し、ベルト獲りにかける思いをさらに強くした。

 栄冠まであと二つと迫ったが、KAIは「決勝のことを考えてたら、この準決勝、勝てないんで、出し切るつもりで」とまずは近藤突破に全精力を傾けるつもり。エースを自認してはいるものの、近藤が「今はメインイベンターとしてこなしてる。でもそこまでで、その先に行かないと彼はエースとしては無理なんじゃないか」と指摘するように、万人が認める地位を確立しているとは言いがたい。そこでKAIは「このベルトを獲ってこそ、僕も本当の意味でエースになれると思うんで、それを証明したい」と誓うばかり。「これは僕がエースになるためにできたベルト」とまで言い切った。

 対する近藤はW-1旗揚げ時から叫び続けてきた無差別級の戦いの集大成として新設ベルト獲りを成し遂げる構えだ。1回戦では盟友にしてライバルのカズを撃破し、「カズさんに勝った以上、上に行かないといけない」との使命感も芽生えた。

 旗揚げから1年間のKAIの成長は認めるところだが、「ここで勝たないと僕的にはW-1で無差別級と言った意味がなくなるので、必ず勝ちたい」と譲るつもりはない。「誰がこのベルトを獲ったら一番面白いか。そういう意味でも僕は使命感がある」と強調した近藤は、「内容的には俺が獲ったらそれなりのものをみせていく自信があります」と自身が初代王者となることがW-1王座の権威向上につながると信じている。だからこそ、「1年越しの夢と言ったら大げさですけど、それをかなえるために、言ったら僕のためのベルトという思いはあります」とまで言ってのけた。

☆10/8(水)東京・後楽園ホール『WRESTLE-1 TOUR 2014 初代王者決定トーナメント-優勝者決定戦-』18:00開場、19:00開始

▼WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント準決勝
近藤修司
(1/無)
KAI

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