プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

10/2【IGF】10・13名古屋『GENOME 31』6カード発表 アンダーセン戦決定の岡本は「勝ったら海外修行」要求(写真あり)

 IGFは2日、10・13名古屋大会『GENOME 31』の6カードを発表し、「将軍岡本vsジョン・アンダーセン」「クラッシャー川口vsモンターニャ・シウバ」「鈴川真一vsワン・ビン」などが決まった。カード決定に際してこの日、都内で岡本が会見。アンダーセン撃破の見返りとして“海外遠征"を要求した。

 IGF秋の尾張決戦。この日はすべてシングルマッチの一挙6カードが発表された。小川直也、藤田和之の参戦は未定だが、ジェロム・レ・バンナの参戦は決定済み。残りは1カードが組まれる予定だという。

 同時に“ストロングマン"アンダーセンとの一騎打ちが決まった岡本が会見。アンダーセンは「試合は“ドタキャン"しろ! なぜならリングに上がるとお前の身体は粉々になっちまうぜ」などと物騒なコメントを寄せたが、岡本は「変なコメントを出してるようだけど、ドタキャンするならお前がしろ。ヤツの肉体は確かに凄いけど、気持ちと技術では負けてない。肉体は無理でもお前の気持ちを粉々にしてやる」とサラリと言ってのけた。

 アンダーセンとは先の北朝鮮イベントで連日タッグマッチで対戦。「やっぱりパワーは凄い」と認めたものの「でもパワーだけ。サップともやってきたし、IGFはパワー系の選手が多いんで慣れてます。何度か当たってるから手の内も読めるし問題ない」と筋肉男攻略に自信をみせた。

 勝利の先に見据えるのは“海外修行"だ。現在IGFでは大地やワン・ビン、奥田ら若手の海外修行プランが検討されているといい、「あいつらを行かせるくらいなら俺を行かせたほうがよっぽど伸びる。(アンダーセンに)勝ったら俺に行かせてくれ」とIGFサイドに要求。修行地としてはジョシュ・バーネットの所属する米CSWや、バンナ所属のドージョー・チャクリキ(オランダ)などが候補に挙がっており、岡本も「CSWには是非行きたい。ジョシュの師匠にしっかりとしたレスリングの技術を学びたい」と語った。

 大相撲から転向した岡本も、すでにキャリアは2年半を経過。なかなかトップ戦線に浮上できないもどかしさも抱えており、「海外修行のメンバーにすら名前が上がらないことに憤りを感じる。今は地力をつける時期だし、何かチャンスがあれば変われるきっかけになるはず。見返すためには試合で勝つしかない」と改めてアンダーセン戦必勝を誓ったうえで、「大みそ日には、まだ触れたことがない小川直也か鈴川真一とやりたい。そのためにも勝たないといけない」と勝利への渇望を募らせていた。

 アンダーセンのコメントと、同大会の決定分カードは以下の通り。

【アンダーセンの話】「将軍! 俺からお前に言いたいことがある! まず俺と一緒のリングにお前が立つなんてありえないだろう。俺は“ストロングマン"ジョン・アンダーセンだぜ? トレーニングもバッチリだし、何より俺は大きくて強い。お前が俺と試合をするなんて正直バカらしいぜ。そう試合は“ドタキャン"しろ! なぜならリングに上がるとお前の身体は粉々になっちまうぜ。俺はそのリングでの1秒1秒を楽しむつもりだけどな。日本のファンの皆さんには凄すぎる試合をお見せすることを約束する。それでは試合の日まで!」

☆10/13(月・祝)愛知県体育館(名古屋)『GENOME 31』16:00開場、17:00開始

▼シングルマッチ
奥田啓介
vs
橋本大地

▼シングルマッチ
ダーク・ドラゴン
vs
ウルティモ・ドラゴン

▼シングルマッチ
クラシック・キッド
vs
澤田敦士

▼シングルマッチ
ワン・ビン
vs
鈴川真一

▼シングルマッチ
モンターニャ・シウバ
vs
クラッシャー川口

▼シングルマッチ
ジョン・アンダーセン
vs
将軍岡本

[その他参戦決定選手]
ジェロム・レ・バンナ

プロ格 情報局