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10/9【IGF】澤田が小川との大みそ日MMA戦をぶち上げ 10・13名古屋でのキッド公開処刑も予告(写真あり)

 IGFの“売名王"こと澤田敦士が9日、都内で会見。かつての師匠・小川直也との大みそ日MMAルール戦をぶち上げた。

 直近の10・13名古屋大会『GENOME31』では、ZERO1マットで“グレイグ・クラシック"として活躍していたクラシック・キッドとの一騎打ちに臨む。ところが澤田は「カードも今日知った。誰だこいつ? 元ZERO1なの? やめてくれよ、インディーのヤツを呼んでくるのは」とバッサリ。キッドが元NWA世界ジュニア王者だったことを知ると、「だったら俺も家でタンスの肥やしになっているNWAヘリテイジ王座を懸けてやる。タイトルマッチだ」と勝手に宣言し、「とにかくIGFの厳しさってモンを教えてやらないといけない。名古屋は俺がデビューした土地でもあるんでね。僕のホームタウンで、この何とかキッドとやらを公開処刑してやりますよ」とふんぞり返って豪語した。

 すでに視線は今年も予定されている大みそ日の両国大会・猪木祭に向いている。「名古屋は通過点。ロード・トゥ・大みそ日」と断言した澤田は、かつての師匠・小川直也に噛み付いた。

 名古屋大会でジェロム・レ・バンナとタッグを組む小川は、ミノワマンも加えた“軍団化"も視野に。ただ、澤田については自ら「あいつはいらない。MMAで失ったものはMMAで取り返して来い。チンケなことばかりやってるから、売名王からチンケに異名を変えろ」と切り捨てていた。

 これには澤田も憤慨。「いまだにIGFルール(MMAルール)とGENOMEルール(プロレスルール)を分けて考えてる時点で、その発想そのものがチンケ。IGFが何たるかを何も分かってない。俺は両方やったけど“闘い"であることに何の変わりはないし、お客さんに満足してまた来てもらう…っていう根本も一緒。MMAで取り返せ…って、あんたも負けたままでしょ? 自分自身に言ってるの? それにIGFは個人闘争。シングルマッチが基本。今さら軍団どうこうやるなら某老舗団体ででもやっててくれ。ま、弱いヤツほど群れをなしたがるから仕方ないか」とまくし立てた。

 とにかく怒りを感じる“標的"は小川。「まったく、あのしょっぱいチンケ(小川)も自分から俺の名前を出して。興味が無いって自分から言うのは、興味がある裏返し。素直に言えばいいものを」とあざ笑った澤田は、大みそ日決戦での小川戦を視野に。しかも「そのほうが面白いでしょ」とIGFルール(MMAルール)マッチでの“遺恨師弟対決"をぶち上げた。

 手段を選ばぬ澤田だけに“小川襲撃"の可能性もあるが、「まぁそれは見ててくださいよ」とニヤリ。「引退を撤回して以来、自分でも怖いくらい動ける状態」だという澤田は、「名古屋のテーマは“生きる"です。それじゃ!」と謎かけを残して会見場を後にした。ともあれ、小川の不用意な一言が、澤田の面倒な“スイッチ"を押してしまったことは間違いない。


☆10/13(月・祝)愛知県体育館(名古屋)『GENOME 31』16:00開場、17:00開始

◇第1試合◇
奥田啓介
(1/20)
橋本大地

◇第2試合◇
ダーク・ドラゴン
(1/20)
ウルティモ・ドラゴン

◇第3試合◇
ワン・ビン
(1/20)
鈴川真一

◇第4試合◇
クラシック・キッド
(1/30)
澤田敦士

--休 憩--

◇第5試合◇
ジョン・アンダーセン
(1/30)
将軍岡本

◇第6試合◇
モンターニャ・シウバ
(1/30)
クラッシャー川口

◇第7試合◇
▼GENOMEスペシャルタッグマッチ
エリック・ハマー
藤田和之
(1/45)
ジェロム・レ・バンナ
小川直也

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