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10/12【新日本】IWGP戦調印式における棚橋、ジャレットの詳細コメント

 12日に東京ドームシティラクーアガーデンステージで開かれたIWGPヘビー級王選手権調印式における挑戦者・棚橋弘至、乱入したジェフ・ジャレットのコメントは以下の通り。


【調印式の模様】
▼棚橋「新日本プロレス100年にひとりの逸材、棚橋弘至です。今まで何回も調印式をやってきましたけど、今日は調印式をやることを楽しみにしてきたんですよ。というのも、調印して初めてIWGP戦線に戻ってこれたという確信を自分の中で得たかったんです。僕も先週イギリスとドイツに行ってきたんで、フライトや移動が凄い大変なのはわかっています。仕方ないにしても、まさかのひとり調印式というね。ただ、明日は試合がいよいよありますし、体調は万全ですし。何と言っても1年ぶりのIWGPのタイトルマッチなんで、全力で頑張ります。応援よろしくお願いします」

※ここでGWF(グローバル・フォース・レスリング)のジェフ・ジャレット代表とスコット・ダモール副社長が通訳を務める西澤道昭・新日本プロレス管理部長を連行して乱入。棚橋の前に立ち塞がった

▼ジャレット「私はGWFのCEOであるジャレット、BULLET CLUBの一員だ。IWGPヘビー級チャンピオンのAJスタイルズがわざわざこの場に来るまでもない。だから今日は来ていないんだ。明日、AJスタイルズは必ずお前を叩きのめしてやる。明日の両国の試合では、AJスタイルズがスタイルズクラッシュでお前を倒してやる。それだけでは終わらない。その後はお前の髪の毛を掴んで、引きずり落として、最後の仕上げとしてこのギターでぶちのめしてやる。西武ドームでやったようにな。それが再現されることになる。棚橋にとって明日が最後の日になる」

※ジャレットが立ち去ろうとしたところで、棚橋は西澤部長を奪還する

▼棚橋「西武ドームでギターをガーンと食らって。その怒りは消えてないし、僕の敬愛する西澤管理部長の分までやってやりますよ」

――西武ドームの借りを返したいという気持ちも強くなってきた?

▼棚橋「BULLET CLUBがセコンドに付いたりとか、ジャレットがいたりしますし、試合の中では要注意ですけど、全員まとめてトップギアでやってやります!」

――AJ選手が投入を予告しているスタイルズクラッシュ以上の必殺技については?

▼棚橋「逆の立場で考えても、スタイルズクラッシュを食らっちゃいけないというのはわかっているわけですよ。それを100%防ぎに行く。その防ぎに行った俺をまた違う形で攻略してくると思うので。その先を行けるかどうかが勝負の鍵になってくるんじゃないかなと思いますね。いい答えだな、凄く」

――逆にスタイルズクラッシュを仕掛けようという気持ちもある?

▼棚橋「挑発的な意味を込めて仕掛けに行って、頭に血を上らせてみたいな。そういうのはいろいろできると思うんですけど、1年ぶりというのもあるし、10月10日でレスラーになって15年になりましたし。ヤングライオンの頃から15年道場で習ってきたこととか、1試合1試合違うことをやろうと思って積み重ねてきたプロレスに対する思いとか、身に付けてきた技とか、全部総動員して戦いに行けたらいいなと思ってます」

――次にIWGPヘビー級王座を取ると7度目の戴冠となる。現在は藤波辰爾選手と首位タイだが、単独1位となる記録は意識する?

▼棚橋「凄く大きなモチベーションのひとつでもありますね。藤波さんは尊敬する方ですから。そういう人と並んでいる、それを超えれるという。僕はそういうのって好きじゃないですか。全部力にします」

――勝てば東京ドームのメインイベントが見えてくるが?

▼棚橋「今回の試合は棚橋のレスラー人生を左右するような…。中心に戻れるかどうか? ドームのメインも懸かってますし。知ってます? 4年連続東京ドームのメインなんです。ドームのメインに出る誇らしさだったり、名誉は十分わかってますんで。もう一度来年も東京ドームのメインに立ちます」

――今日から東京ドーム大会のチケット発売が始まった。明日の結果如何で売り上げも変わってくると思うが、ファンにメッセージを

▼棚橋「皆さんの力強い応援を凄く感じられましたんで、明日は全力で振り切って東京ドームのメインを目指して頑張っていきます。ありがとうございました。最後に、ラクーアの皆さん、愛してま〜す!」

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