10/14【NOAH】いざ“不動の主役"へ 丸藤がGLへ田中、ヒーローとの決勝対決に興味(写真あり)
GHCヘビー級王者・丸藤正道が14日、東京・有明のノア事務所で会見。グローバル・リーグ戦(GL)に向けて田中将斗、クリス・ヒーローとの“決勝対決"に興味を示した。
10・12横浜大会では関本大介の挑戦を退けてV4に成功。「関本選手は強烈なインパクトのある相手でした。勝つこともできましたが、何より試合が終わってひじょうに清々しい気持ちになれた。今までの防衛戦の中でも特別なものになった感覚がある」と振り返ったうえで、改めて次なる照準を10・18後楽園大会から開幕するGLに定めた。
すでに全勝優勝と、史上初となる“GHCヘビー&GL同時制覇"を宣言している。自身所属のAブロックのメンバーを見渡した丸藤は「全勝優勝と言ったからには全員が警戒対象」としたものの、まずは「一発目がいきなり勝彦。今年の7月に防衛戦でも試合をしましたけど、当然簡単な相手じゃないし、危険な一撃を持ってる相手。以前のタイトルマッチと同じか、それ以上の気持ちで臨まないと、足元すくわれると思ってます」と初戦の中嶋勝彦戦に向けて表情を引き締めた。
優勝決定戦の相手には「個人的には今までシングルをやったことない選手」をリクエスト。田中将斗とクリス・ヒーローの名を挙げ、初顔合わせでの優勝決定戦を思い描いた。あえてモハメド ヨネとの“決勝BRAVE対決"は見据えず、「プレッシャーを与えずとも、結果と内容で示して欲しい」と話した。
激戦となった防衛戦から1週間と経たずにGL開幕となるものの、「不安要素は何もない。過密さが無いほうがむしろチャンピオンとしては不安だし、肉体的には充実しているので」と丸藤。「口だけで終わらさずに結果を出さないと、ノアの顔、ノアの象徴にはなっていけないと思うんで」と語り、“不動の主役"の座を得るための3週間を見据えていた。
会見における丸藤の詳細コメントは以下の通り。
【会見の模様】
――GHC戦を振り返ったうえでリーグ戦に向けて?
▼丸藤「関本選手は強烈なインパクトのある相手でした。勝つこともできましたが、何より試合が終わってひじょうに清々しい気持ちになれた。今までの防衛戦の中でも特別なものになった感覚がありました。いつ負けてもおかしくなかったんですけど、最終的には自分の流れに持っていくことができました。ただ、安心してるヒマなくグローバル・リーグ戦が始まる。また彼(関本)とも当たりますし、初戦から勝彦。大変な毎日が続きますけど、GHC王者兼グローバル・リーグ戦覇者として、今年は年末を迎えたいと思います」
――リーグ戦で気をつけたい相手は?
▼丸藤「全勝優勝と言ったからには全員が警戒対象。口だけで終わらさずに結果を出さないと、ノアの顔、ノアの象徴にはなっていけないと思うんで」
――なかでも初戦は大事?
▼丸藤「一発目がいきなり勝彦。今年の7月に防衛戦でも試合をしましたけど、当然簡単な相手じゃないし、危険な一撃を持ってる相手。以前のタイトルマッチと同じか、それ以上の気持ちで臨まないと、足元すくわれると思ってます。でも今、風は俺に吹いてると思ってるんで、負けません」
――昨年のリーグ戦ではパーフェクトフェイスロックで開幕から連勝を重ねたものの終盤失速したが?
▼丸藤「対ヘビーってことに関しては、今は虎王が有効だと思うし、結果を残せてる。もちろん他の技もあるし、その辺はうまく“パズル"を組み立てながらフィニッシュに持ち込んで、結果を出していきたいですね」
――決勝で当たりたい相手は?
▼丸藤「放っておいても強い相手が上がってくるはず。ただ、個人的には今までシングルをやったことない選手、田中将斗だったり、クリス・ヒーローだったりとやってみたい気持ちはあるね。ヒーローだって今年の4月に“元KENTA"に勝ってるわけだから」
――ヨネとの決勝BRAVE対決は呼びかけない?
▼丸藤「そこはあえてプレッシャーを与えずとも、結果と内容で示して欲しい。ヨネさんの秘めた力は僕が誰よりも知ってるつもり。白GHC戦で負けたり要所要所でヨネさんには負けてきてるし、俺がなかなか勝てなかった永田裕志にだって2回勝ってる。持ってるものは持ってるんで」
――防衛戦からリーグ戦までスパンが短いがコンディションは?
▼丸藤「不安要素は何もない。過密さが無いほうがむしろチャンピオンとしては不安だし、肉体的には充実しているので」