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10/14【NOAH】GHCジュニア王者・原田がグローバル・リーグ戦に“挑戦状" 11・4後楽園でザックとV7戦決定(写真あり)

 ノアは14日、11・4後楽園大会でGHCジュニアヘビー級選手権試合「(選手権者)原田大輔vsザック・セイバーJr.(挑戦者)」を行うと発表した。同日都内ノア事務所で会見した原田は、ザックとの試合を通じて“グローバル・リーグ戦"に真っ向から挑戦状を叩きつけた。

 ザックには8・8豊橋大会におけるバトルロイヤルで敗戦。その後大原を交えた3WAY王座戦で激突し、大原を下して防衛を果たした原田だが、ザックは「ワタシ、マケテナイ」とシングル決着戦を要求。原田も受諾して11・4後楽園大会での対決が決まった。

 11・4後楽園はヘビー級最強を決める“グローバル・リーグ戦"の真っ只中。すでに全カードも決まっていたが、原田は会社側にカード変更を直訴してまで、ヘビー級リーグ戦期間中にジュニア王座戦を“ねじ込んだ"という。「『ジュニアは休み』のリーグ戦にはしたくなかったですし、逆にジュニアも黙ってられないってことを主張したかったので。ザックとの試合なら、ヘビー級にはできないような“負けてない試合"ができると思うんで、どんどん11月4日に向けてヘビー級のリーグ戦を食っていきたい」と真っ向からヘビー勢に挑戦状を叩きつけた。

 11・12横浜大会でのV6戦ではスペル・クレイジー相手に防衛。とはいえ「試合全体を通してクレイジーの掌(てのひら)の上で転がされている感じで、勝ちましたけど、お客さんの印象に残ったのは“やっぱりクレイジーは凄い"だったと思う」と課題も痛感しただけに、「次のザック戦では、また悔しい思いをしないためにも、自分のプロレスを貫き通したうえで、しっかり勝っていきたい」と意気込んだ。

 ともに“内容"には定評のある両雄。「ザックとは2回シングルをやって1勝1敗。その決着戦の気持ちもありますけど、ここが終わりじゃない。ザックとなら、もっともっと可能性のある試合ができると思うし、そのスタートという気持ちもあります」(原田) ノアジュニア版“名勝負数え唄"でノアの看板リーグ戦を飲み込んでみせるか。

 会見における原田の詳細コメントは以下の通り。


【会見の模様】

――横浜を振り返ったうえで次の防衛戦に向けて?

▼原田「横浜では何とか防衛できましたけど、試合全体を通してクレイジーの掌(てのひら)の上で転がされている感じで、ある意味向こうの思い通りになってしまったのが反省点であり、悔しいですね。最後は自分が畳みかけて勝ちましたけど、お客さんの印象に残ったのは“やっぱりクレイジーは凄い"だったと思うので。ここまで6回防衛してきましたけど、『まだまだやな』と思わせられました。まだまだ足りない部分があるので、チャンピオンとしてもっともっとレベルアップしていきたい。次のザック戦では、また悔しい思いをしないためにも、自分のプロレスを貫き通したうえで、しっかり勝っていきたいと思います」

――次はGHCジュニア歴代2位となる7度目の防衛がかかった一戦だが?

▼原田「もうそんなに…という感じですね。過去色々なベルトは獲ってきていますけど、ここまで防衛できたことはないので。ただ、自分の中ではあまり記録にこだわりはないですね」

――8月の3WAY防衛戦で退けているザックは『僕は負けてない』と主張しているが?

▼原田「遅かれ早かれ、そう言ってくると思ってました。ただ、今回の防衛戦でひとつ会社側にお願いしたことは、(あえて)『ヘビー級のリーグ戦期間中に組んでくれ』ということ。『ジュニアは休み』のリーグ戦にはしたくなかったですし、逆にジュニアも黙ってられないってことを主張したかったので。ザックとの試合なら、ヘビー級にはできないような“負けてない試合"ができると思うんで、どんどん11月4日に向けてヘビー級のリーグ戦を“食って"いきたいと思います」

――改めてザックの印象は?

▼原田「“ザックワールド"を持ってますね。とにかく技術が凄い。(ザックが出場した一昨日の)横浜の3WAY戦でも、あんなフィニッシュ(※前方回転エビ固め→外道クラッチ→変型羽根折り固め)も初めて見ましたし、何が飛び出すか分からない。楽しみですけど、それ以上に警戒しないといけないな、という気持ちです」

――きっかけとなった敗戦はザックの丸め込みだったが?

▼原田「豊橋のバトルロイヤルで決められたヨーロピアンクラッチですね。とにかくザックとは2回シングルをやって1勝1敗。その決着戦の気持ちもありますけど、ここが終わりじゃない。ザックとなら、もっともっと可能性のある試合ができると思うし、そのスタートという気持ちもあります。なので、まずはしっかり勝ちたいと思います」

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