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10/22【東京愚連隊】会見における論外、船木、カズ(写真あり)

 22日、都内・WRESTLE-1事務所で会見したNOSAWA論外、船木誠勝、カズ・ハヤシの詳細コメントは以下の通り。

【会見における論外、船木、カズ】
▼船木「テリー・ファンクとミル・マスカラスは二人、本当に自分がプロレスに物凄く関係のある人なんですね、実は。一番最初、幼稚園の時、いきなり、ドリー&テリーvsブッチャー&シークの試合がテレビに映ってまして、自分は外国人の喧嘩の生中継だと思った。血出してフォーク持ってる。こんなのテレビ中継していいのかなと。怖いし、流血してるんで気持ち悪い。そのあとその外国人の喧嘩がプロレスという名前をつけられてる、プロレスという番組を見れば必ず外国人が血を流して戦ってる。そういうイメージがあって、当時それは全日本だったんですけど、土曜日の8時。全員集合と同じ時間帯で土曜日の8時は絶対に4チャンネルをつけない。血を流す喧嘩しかやってませんので、それはずっとみなかったんですけど、ちょうど終わりの頃、チャンネルを変えたら仮面をかぶってる選手が出てきて、『来週はミル・マスカラス登場』と。何なんだこれはと。マスクかぶって飛んでるし、テリーの流血試合と全く違う試合が入るんだなと。来週みました。そしたらマスカラス選手がマスクを取って投げてファンにあげて、試合はボディプレスで飛んで勝ったんで、これは凄いなと思ってプロレスを見るようになりました。きっかけを作ったのがマスカラスですね。対極の二人が来て自分とタッグを組む。自分としてはこんなカードがあっていいんだろうかと。恐れ多くもマスカラス、テリー・ファンクですから、その二人に負けないように、足を引っ張らないように、かつ自分のレスラー人生の一つのいい思い出としていい試合を作りたいなと思います」

▼カズ「自分はやっぱりマスカラスですね。ルチャリブレが好きでこの世界に入ったので、そのルチャリブレを日本に広めたマスカラスと肌を合わせることができるのをうれしく思います。本当にチャンスないですからね。最初で最後のチャンスだと思って、マスカラスと交わりたいなと思ってます」

▼論外「僕はマスカラスに関しては近年だいぶ触っているので、テリーさんと初めて。僕もテリーさんと最初で最後のチャンスだと思うんで、10年前にカズさんに論外と言われて日本のプロレス界で生き残れたんで、カードを組んだことでいってこいになったと思うんで」

▼カズ「あの時、論外と言ったからカード組んでくれたの? ありがたいね」

▼論外「カズさんと組むのも久しぶりなんで、来年W-1で論カズ再結成も考えてのマッチメークです」

▼カズ「それはそれだよ。いってこい帰ってこいで終わりなんだよ」

▼論外「また貸しを…」

▼カズ「いいことあるかな。凄いマッチメーク組んだよね」

▼論外「組長もテリーさんと初対決。僕はあと船木さんとマスカラスのクロスチョップみたいなと。夢のある試合にしたいなっていうのがあるんで、自信をもって。W-1さんの協力のもと、東京愚連隊、生きてますので、本当に助かります」

▼カズ「自分も藤原さんが脇固めでマスカラスからタップ取るように一生懸命アシストします」

▼船木「いろんな意味で可能性ありますね。藤原さんと自分と師匠と弟子という関係もありますし、テリーと初めて。マスカラスとどんな試合になるか分かりませんからね」

――論外からダブルクロスチョップをリクエストされたが?

▼船木「マスカラスは右側通行ですよね。ということは自分は左側通行にならないといけないんで練習しないといけないですね。昔タイガーマスクのVシネで右やったことあるけど、左はないんで」

▼カズ「やる気満々ですね」

▼論外「夢がかなったみたいな」

▼船木「夢じゃないってことですね。本当に本当の話ですから。長く生きてると夢が夢じゃなくなるということですね」

――テリーとの初対決でやりたいことは?

▼論外「やりたいことっていうより、スピニングトーホールド食らってみたいよね。あとリングの上でテリーさんの雰囲気がどういう存在感か感じてみたい」

――11・1両国でマスカラスの甥・アルベルトとの対戦もあるが?

▼船木「それはそれ、これはこれということで、甥までになると。自分はLEONAとも付き合いがあるんですけど、全く藤波さんと違うんですよ。息子でさえそれだけ感覚が違うということは別人ですね。マスカラスとドス・カラス・ジュニアは別の人間。マスカラスはマスカラス、自分の中のスーパーヒーローで、伝説。プロレスを好きにさせてくれた人なんで、これは別格です」

▼論外「船木さんがマスカラス興味あるって知らなかったんで」

▼船木「テリー・ファンクでプロレス知って、マスカラスで好きになって、タイガーマスクで憧れた。その3人はレスラー人生で大きいですね。あとはホーガンも好きでしたね」

▼論外「ホーガンは自分、無理っすね。呼びたいけどホーガンは全くコネないですね。戦いたい選手とか好きな選手っていうのでマッチメークを今後もできたらと思うんで、これを機に船木さんもカズさんも東京愚連隊興行のレギュラーになっていただければ。カズさんはいってこいですけど」

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