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10/23【全日本】Evolution対決の世界ジュニア戦決定 青木と佐藤がジュニアの至宝独占を宣言(写真あり)

 10・29山形大会で世界ジュニアヘビー級選手権試合が決まった青木篤志、佐藤光留が23日、神奈川・横浜市の全日本事務所における発表会見に出席。「獲ったら防衛戦は青木さんでいきたい」とぶち上げた佐藤に青木も呼応。Evolutionの二人でジュニアの至宝を独占する構えをみせた。

 10月シリーズで開催された『Jr.TAG BATTLE OF GLORY』は決勝戦で金丸義信&ウルティモ・ドラゴンを破ったEvolutionの優勝で幕を閉じた。その試合後、佐藤の挑戦表明を青木が快諾。10・29山形大会での世界ジュニア王座戦がこの日正式決定した。

 両者は7・27後楽園大会以来の再戦。ともにEvolutionの一員となってから初の一騎打ちとなる。3ヶ月ぶりとなる再挑戦のチャンスをつかんだ佐藤はタッグリーグ決勝戦で元王者でもある金丸を撃破。「ジュニアの中でタッグで優勝したということはジュニアの一番強い奴と二番目が確定してるわけですよ」と自負している。もちろん3ヶ月前に敗れた借りを返すつもりで、「獲ったら防衛戦は青木さんでいきたい」と今から初防衛戦の青写真を描いた。

 さらに佐藤は「常々、青木さんと言ってきたことなんですけど、他の全日ジュニアの人は何かが足りない。それは強さだったり、レスラーとしての発信力だったり、情念、怨念いろいろあると思うけど足りないと思った」と他のジュニア勢との差を強調。故・ジャイアント馬場さんの「みんなが格闘技に走るのでプロレスを独占させてもらいます」という有名な言葉をもじって「ジュニアは青木篤志と佐藤光留、Evolutionで独占させてもらいます」と宣言。ジュニアの至宝戦をEvolution対決で回していく構えをみせた。

 これには王者の青木も同意。「俺は世界ジュニアに挑戦したいって思ってたって言わなきゃ分からない。例えば結果を出したから言える、じゃない。別に言いたければ言えばいいし、やりたければやればいい。ただそういうことが他の奴らができなさすぎ」とジュニア勢をこき下ろすことも忘れない。

 タッグリーグ制覇によって互いの信頼もより深まった。かといって戦うことにも何ら抵抗はない。「現段階で佐藤光留と青木篤志しかいない。世界中、宇宙中のジュニアで最強、最高ですよ」(佐藤)と豪語する二人の戦いが全日ジュニアの真髄をみせつける。
※青木、佐藤のコメントは別項に掲載します

☆10/29(水)山形市総合スポーツセンター『全日本プロレス旗揚げ記念シリーズ』最終戦 17:30開場、18:30開始

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]
佐藤光留
(1/60)
青木篤志
[第37代王者]
※青木4度目の防衛戦

プロ格 情報局