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10/24【全日本】会見におけるドーリング、潮崎の詳細コメント(写真あり)

 24日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見したジョー・ドーリング、潮崎豪の詳細コメントは以下の通り。

【会見におけるドーリング、潮崎】
▼潮崎「第2回王道トーナメントを優勝しまして、今のトリプルクラウンチャンピオンであるジョー選手に挑戦させてもらう。やっとチャンスをつかむことができまして、これがまた旗揚げ記念シリーズの山形大会で三冠タイトルマッチが行われることになりました。後楽園大会では獲られてしまったんですけど、向こうでタイトルマッチをやったりとか、そういうのもありました。ただジョー・ドーリングの勢い、実力、強さ、そういうものを真っ向から受け止めれたのは自分にとっても物凄い糧になったと思いますし、自分の体に鞭打ってこの猛攻を耐えれる体作りをして、三冠タイトルマッチに臨みたいなと。そしてこのベルトを自分の腰に巻きたいなと思ってます」

▼ドーリング「山形の試合に関して一つ保障できるとすれば俺も潮崎もベストで戦う。ベストのレスラー同士が戦うことがプロレスファンにとって喜ばしいんじゃないか」

――10・22後楽園での前哨戦で直接敗れたが?

▼潮崎「お互い王道トーナメントから日にちが空いて、自分たちはシリーズ試合を何試合かこなしましたけど、ジョー選手がいないんでもちろん前哨戦することはできませんでしたけど、自分としてはジョーと試合するまでどういうふうになってるんだろうという恐怖を持ってましたし、それはジョー選手にとっても同じことだと思います。ただ後楽園の試合であれだけ真っ向からきてくれたことに関してはうれしいダメージ、うれしい衝撃だったんでね。あとはいかに自分が本番でタイトルマッチでこの勢いを潰すかということを考えて試合をやりたいと思います」

――前哨戦で勝利して自信も深まった?

▼ドーリング「自信というのは常にある。トップのレベルになるとちょっとしたことで上にいくこともある。潮崎は自分よりレスラーとして優れていると思っている。でも俺はストロングだし、パワーもあるし、スピードもある。それを利用して自分のスタイルで勝ちたい」

――18日にカナダで三冠戦を行ったとのことだが?

▼ドーリング「日本国外で初の三冠戦になったが、挑戦者はライノ。2回世界チャンピオンになった、強くてテクニカルなレスラーだった。その男に勝ってとても光栄だし、ハッピーだし、誇りに思っている。試合後、いろんな人から賞賛を受けた。その中で全日本のスタイルで戦えたことが自分の誇りにもなっている」

▼潮崎「次期挑戦者としては物凄くマジかよと衝撃を受けましたし、第2回王道トーナメントというのは何だったんだろうというのは感じましたし、考えましたね。でも逆に肌を合わせる前にタイトルマッチという大きい試合を重ねたことによって、山形でさらに凄い三冠戦がみれるのは間違いないと思うんでね。それはライノ選手との試合がなかったらできないかもしれない。その試合があったからこそ、ジョー選手にとって3度目の防衛戦、俺にとっては挑戦ですけど、物凄い試合になるのは約束できることですね。正直ジョーvsライノという三冠タイトルマッチは見たい試合でもありますね。そういうタフな試合をやって、それに勝ってベルトを俺の前に巻いて立ってくれたジョーには感謝してます。(ライノとは)何度か同じ大会に出たことあるんですけど、体もでかくてテクニックもある選手ですし、それを上回ったジョー選手はパワー、スピード、強さ…今のプロレス界の最強外国人、それぐらいの選手だと思ってるんで、他の団体見渡してもこれぐらいの選手いないんでね。そのジョー選手と三冠タイトルマッチができる、そのありがたさをかみ締めながら試合をしたいと思ってます」

――王道トーナメント覇者として挑戦することについては?

▼潮崎「王道トーナメントで全体的に感じたのは出場したレスラー全員、会場に来てくれたファン全員で作り上げられたトーナメントだったなと凄く思った。そこで逆に自分が倒してきた選手、それ以外の試合に出た選手、全ての責任、全ての思いを込めて自分が優勝したわけであって、その思いを全部背負ってって言い方は重いけど、全部自分の体でジョーに吐き出してやろうと。初戦でジョー選手と試合して、自分が勝ちはしましたけど、また違うトリプルクラウンチャンピオンのジョー選手とまた違う三冠戦を山形でやって自分の全てを吐き出して勝ちたいなと思います」

――潮崎から高評価を受けたが最強外国人の自負はある?

▼ドーリング「ここ2、3年ずっとそう思っている。絶対的な証拠(三冠ベルト)が今ここにある」

――歴代外国人王者に近づいた、あるいは超えた感覚は?

▼ドーリング「歴史の中の部分部分でそう近づいている自信はある。だが、その時その時で相手は違う。これから俺の歴史が始まるし、作っていきたい。もちろん歴代王者の全員を尊敬している。偉大なレスラーには必ず偉大な対戦相手がいた。俺には潮崎という素晴らしい相手がいるということだ」

――王道トーナメント決勝戦をリングサイドでみていたが?

▼ドーリング「凄い試合だった。何ものにも変えられない価値のある試合だった。トップ同士の戦いになると誰が勝ってもおかしくない。潮崎のテクニック、スピード、身体能力が少しだけ勝ったんだと思う」

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