プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

10/24【全日本】会見における宮原&鼓太郎、秋山&渕の詳細コメント(写真あり)

 24日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見した宮原健斗&鈴木鼓太郎、秋山準&渕正信の詳細コメントは以下の通り。

【会見における宮原&鼓太郎、秋山&渕】
▼渕「10年前、30周年の時に、私が50歳の時にこのアジアタッグに挑戦しました。その時のパートナーが54歳の天龍源一郎さん。合計の年齢が104歳。その時はお互いこの年齢だけれども頑張っていこうじゃないかという感じでやりまして、見事にタイトルを獲りましてね。それから10年経ちまして、50歳だった自分が60歳になりまして、私のパートナー・秋山社長は確か45歳だよな。ということは当時の104歳を1歳上回って105歳。当時の記録を10年ぶりに破る。またこうやって挑戦できるのは感慨深いものがあるね。よく105歳のチームをチャンピオン二人が受けてくれたなという感じがしますね。チャンピオンチームは合計何歳だ?」

▼宮原「61ですか」

▼渕「二人で俺(と同じ年齢)って感じだもんな。10年前と同じようにベルトを奪うことができたら、自分のプロレス人生の中でもいい思い出にもなるし、当分破られない記録だと思う。そういう意味でいうと、いい年齢でパートナーを引き受けてくれた秋山社長にも感謝だね。創立記念の大会でこういう試合ができるのはうれしい。もちろん全力を尽くします」

▼秋山「今、渕さんが言われたように新記録を打ち立てるためにその日があるんじゃないかと僕は思ってますし、今年、渕さんは還暦&40周年。最古のアジアタッグのベルトを渕さんの腰に絶対に巻いてもらおうと思ってます。いつもは若い奴を前に出して僕が後ろに控えてるけど、今回は僕が最前線で暴れ回ろうと思ってます。僕が若い頃は赤鬼って言われた渕さんにかなりいじめてもらって、渕さんにやられたエキスが僕の中にも入ってますからね。そういったものを赤鬼・青鬼で若い二人に出していきたいし、渕さんにも久々に赤鬼復活をお願いしたい」

▼鼓太郎「秋山さんとはバーニングで組んでずっとみてきて手の内はわかってます。渕さんに関してはバーニングとして上がるようになって初めて対戦したわけですが、その時の感想はボディスラムをやるたびに腰を気にしてる。そういう印象が残ってるんですが、当日は赤鬼・渕正信を体験したいと思ってます。青鬼・秋山準、赤鬼・渕正信に勝ってこそアジアの価値も上がる。Xceedが全日本を引っ張ると言った以上、上の世代には負けていられない。必ず防衛します」

▼宮原「三条大会で旗揚げ記念ということで、久しぶりにみる人、初めてみる人もいっぱいいると思う。自分自身をアピールするチャンス。今からワクワクしています。テーマは一つ。昔を懐かしむ試合じゃなく、今これからを見せる戦いをして防衛したい」

――パートナー、王者組から赤鬼復活をリクエストされたが?

▼渕「その期待に応えられるように酒を抜いて…ってことは言わないよ。10年前はそんな感じでベルトを奪ったんだから、今回もその再現を狙ってるからね。赤鬼復活というか、そういう気持ちでやりますよ。彼らが今までやってきたことのないようなレスリングスタイルを見せられるように。彼らにとってもいい経験になるんじゃないかなという思いはありますね。こっちも40年のキャリアがあるから、まだまだ隠し持ったものを出したいと思うし、出せるように体調を整えないとな」

▼秋山「たぶん鼓太郎と宮原は渕さんのいろんな引き出しを知らないと思う。数限りない引き出し…若干さび付いて開かない可能性もあるけど、それを出してもらいたい。彼らが全く食らったことのないようなストレッチをいっぱい持ってる。それを食らうことが彼らにとっては勉強。俺も若い頃にやられて今のスタイルが確立されたのがあるんでね。彼らがそれを体験した時は彼らが負けてる時ですけどね」

――王者組の印象は?

▼渕「一番の魅力は二人合わせて61歳という若さだね。特に宮原に関しては全日本に入ってきて、この1年、2年というのは本当に水を吸い込む感じで成長してるからね。日を追うごとに自信を深めてるのが試合を見ててわかるんだよね。この二人の試合を見て感じることは鼓太郎がリードして、それに沿って宮原が動いて。だんだん回を重ねるごとにチームワークがよくなってるし、この二人からベルトを獲るのはよほどの覚悟、気持ちじゃないと対抗できないと思うよ。40年やったキャリアがあっても余裕は全然なくて、年甲斐もなくガムシャラに全力投球。引き出しから何からあるものひっくり返して出す。そのぐらいの覚悟でやらないと。秋山が前面に出てやると言ったけれど、逆に俺こそ前面でやらないといけないという思いがあるわ」

▼秋山「話してる間に渕さんの中で二人に対する対策はできてる。俺らが入った頃、渕さんからアドバイスもらったけど、的確に分析する能力もあるし、昔のこともよく覚えてる。彼らのことを研究してると思う。渕さんが長々しゃべる時はほぼ相手の分析ができてる時。俺が前に出て戦いますけど、昔の鬼軍曹・渕さんにしっかり作戦聞いて当日は面白い試合にして、えっ?と思わせる結果に絶対したいと思います」

▼渕「体動かなくて口の方がよく回るんだよ(笑)」

プロ格 情報局