プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

11/7【全日本】公開練習で佐藤SMルックに諏訪魔大激怒も 最強タッグ連覇の先にEvolution興行開催描いた(写真あり)

 『2014世界最強タッグ決定リーグ戦』(16日開幕)に出場するEvolution・諏訪魔(パートナーはジョー・ドーリング)、青木篤志&佐藤光留が7日、神奈川・横浜市の全日本道場で練習を公開。変態ルックの佐藤に激怒し、青木とともに制裁した諏訪魔は、暮れの祭典連覇を誓い、Evolution興行の開催など2015年にユニットの活動をさらに広げる青写真を描いた。

 最強タッグ開幕を9日後に控えたこの日、Evolutionが公開練習を行った。ドーリングと組んで出場する諏訪魔は連覇がかかり、青木&佐藤はJr.TAG BATTLE OF GLORY優勝で暮れの祭典出場を決めた。

 実力派集団で鳴らすEvolutionだが、公開練習は珍妙な展開となった。「正直言ってウチら二人に合体攻撃みたいなものは今現在ありません。なので、自分は自分で佐藤選手は佐藤選手で、特訓をしたい」と切り出した青木が最近はまっているという剣玉で集中力を高めたが、佐藤が「剣玉なんかいいんですか? 最強タッグですよ。諏訪魔さん、これでいいんですか?」と疑問を投げかけた。

 だが、諏訪魔は聞く耳を持たず。集合時間に遅れてきて寝癖が残った状態の佐藤に向かって「遅刻してきてなんだ? 寝癖ついてるぞ。ふざけんな。やる気ねぇだろ」と突き放した。ふてくされた佐藤は「おかしいですよ! 何がEvolutionですか。剣玉やるために作ったチームじゃないでしょ」とまくし立てて練習を放棄した。

 残った諏訪魔と青木はレスリング流の練習で汗を流し、スパーリングも敢行した。そこへ戻ってきたのが佐藤だ。しかもパンツ一丁にアイマスクを装着し、左手には火のついたローソク。いわゆるSMルックだった。

 これには諏訪魔が完全にブチギレ。佐藤をリング上に引きずり上げ、コーナーに追い込んでのダブルチョップ乱打で制裁。それでも飽き足らず、青木とのダブルフォールアウェイスラムでマットに叩きつけた。「こういうふざけた奴は全日本のリングに上がるべきじゃない。そのぐらい俺も憤り感じたし、どうしようもねぇな。こんなんでEvolution優勝というか、そういうものに程遠い」と憤慨し、「やっぱEvolutionに佐藤はいらない。そういう結論に至った」と吐き捨てた。

 当然、Evolution対決で優勝戦を争うのが理想だが、諏訪魔は「俺とジョー、青木、この3人で決勝やりたい」と佐藤の存在を除外。11・22千葉大会でEvolution対決による公式戦が組まれ、11・29藤沢大会では「諏訪魔&青木vsドーリング&佐藤」も決まった。「次、俺と戦う時は病院送りになるだろうし、そこで反省させる。そういうことやらないと、このままじゃEvolutionがコント集団になる」と危機感ものぞかせながら、さらなる制裁措置を予告した。

 11・29藤沢大会を皮切りに、諏訪魔は1・12十三、1・24鳩山町と「すわまちおこし」と題したプロモート興行を積極的に手がける。2015年へ向けて今から「来年はこのEvolutionをどんどん発信していきたい。例えば3大都市ツアーを開催していきたい」とEvolution興行開催の青写真を描いており、Evolutionをさらに発展させていくつもり。「だからこそ優勝してEvolution興行につなげていきたい。Xceedとの差を見せつけてやろうかなと思うよね」と最強タッグ制覇をその足がかりとする構えをみせていた。

※諏訪魔、青木、佐藤のコメントは別項に掲載します

プロ格 情報局