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11/14【全日本】Xceedが最強タッグへ新合体技「SHIN-SEKAI」披露 宮原が優勝断言、潮崎は対他団体を視野に(写真あり)

 『2014世界最強タッグ決定リーグ戦』(11月16日開幕)に出場する潮崎豪&宮原健斗が14日、神奈川・横浜市の全日本道場で練習を公開。「俺らで新しく時代を築いていく、世界を築いていく、新しく全日本を作り上げていく」と誓う二人は新合体技「SHIN-SEKAI」を公開。宮原が優勝を断言すれば、潮崎は最強タッグ制覇&世界タッグ戴冠の先に対他団体を視野に入れた。

 昨年の最強タッグで潮崎&宮原は決勝進出を果たしたものの、諏訪魔&ジョー・ドーリングに敗れ、準優勝に終わった。Xceed結成から1年以上が経過。その間、潮崎が王道トーナメントを制覇し、宮原が鈴木鼓太郎とのコンビでアジアタッグ王座を戴冠。鼓太郎もGAORA TV王者に君臨しているが、Xceedが全日マットの中心であると断言しきれない。

 そんなXceedにとって世界タッグ王座がかけられた最強タッグはさらなる躍進を図る好機となる。当然、潮崎、宮原とも相当な覚悟を持って暮れの祭典に挑むつもりだ。現在、新生・全日本は“王道回帰"を掲げているが、「(王道は)なくてはならない言葉だと思うし、選手としての心構え、プロレスとはこういうものというのをみせていくために持っておくことは必要。でも、いつまでも同じままじゃダメ」と言い切る潮崎は「いい意味で壊して、俺らで新しく時代を築いていく、世界を築いていく、新しく全日本を作り上げていく」と宣言。宮原も「僕は常に常に新しいものを出すということを心がけてリング上で戦ってる。王道というものはその時を知ってる人たちにお任せして、新しいものを僕と潮崎さんで作っていく」と同調した。

 その第一歩が最強タッグ優勝であることはいうまでもない。二人の決意を象徴するような新合体技も完成した。その名も「SHIN-SEKAI」で、宮原の二段式ジャーマンに潮崎が豪腕ラリアットを合わせる荒技だ。危険度が高いとあってこの日はサンドバッグ相手に試し斬りしたが、一撃必殺の破壊力があるのは見た目にも明らかだ。

 全日マットに新時代を作ろうと意気込む二人だけに、ともに気持ちは前のめりだ。「Xceedという色もあっておとなしすぎたかなというのがあるんで、心の奥底に思ったことも言っていこうかなと」と今まで以上に我を出していくつもりの宮原は、「僕らが優勝して新しいステージの扉を開きたい」とキッパリ。「獲って新しいものをどんどん打ち出していく。ベルトがないと言えないこともある。とにかく獲りたいと思いますじゃなくて、獲りますと断言します」と優勝&世界タッグ戴冠を確信している。

 一方、潮崎も「ベルトを返上したという秋山&大森組も相当な覚悟でこのリーグ戦、出てくると思うんでね。そこはしっかりと尊敬の意味も込めて、やるなら全勝で優勝してタッグのベルトを巻きたい」と今から完全優勝を宣言。「健斗と世界タッグのベルトを獲って、全日本プロレスの最高のタッグになったら、そこからまた視界を広げてもいいんじゃないか」とその先を見据え、「いろんな団体の一番強いタッグチーム、そういう選手たちとやり合っても面白いのかなと思いますけどね。新日本、ノア、まだまだありますけど、その強いタッグチームでやるのも面白いんじゃないか」と対他団体に打って出る構えをみせた。

 確かに最強タッグを全勝で制し、世界タッグを手中にすれば、全日マットで敵なしとなる。潮崎が描く壮大な野望を実現させるためにも、Xceedコンビは暮れの祭典で新時代の扉を開く。
※潮崎&宮原のコメントは別項に掲載します

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