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11/25【NOAH】昼夜防衛から一夜 杉浦「さすがに体ガチガチ」も12・6有コロへ「五感研ぎ澄ます」(写真あり)

 GHCタッグ&NWAインターコンチネンタルタッグ二冠王者の杉浦貴が“昼夜防衛"から一夜明けた25日、東京・有明のノア事務所で会見。12・6有明コロシアム大会のGHC戦に全力で集中する構えを見せた。

 前日は昼にZERO1後楽園大会で佐藤耕平&鈴木秀樹組を相手にNWA・ICタッグ王座を、夜のノア後楽園大会では丸藤正道&モハメド ヨネ組を相手にGHCタッグ王座をそれぞれ防衛。ともに消耗度の高いハードな激戦となった。

 杉浦は「昨日、2試合終えた直後はアドレナリンが出ていて平気でしたけど、今朝起きたらなかなかの疲労感で…。体のあちこちがガタガタですね」と苦笑いを浮かべたものの、「ひとつの挑戦だったし、厳しさとか苦しさとかを乗り越えると、また一つ自信につながる。今回の有コロだけじゃなくて、今後の色んなビッグマッチに向けても良い経験になりましたね」と収穫も口にした。

 試合後にはマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストの“TMDK"コンビが挑戦を表明。「最初ここでやれ…って意味かと思って『1日3試合かよ』って思っちゃいましたけど、昨日も言った通り、何回やってもいいチーム。それは相方の田中将斗さんも認めてる」と杉浦は改めて受諾した。年内は田中のスケジュール調整が難しいことから、年明けにも名勝負を続ける“弾丸ヤンキースvsTMDK"のタッグ王座戦が組まれる見通しとなった。

 ともあれ、難関だった昼夜防衛を成し遂げたことで「12月6日の有明コロシアムに向けて気持ちを切り替えて、良い感じで12月6日を迎えたい」といよいよ“対丸藤"に全力を注ぐ。すでに「ヒザ(虎王)は警戒してるし、ここでは言えないけど対策も立ててる」といい、「変幻自在というか突拍子もない動きをしてくることは分かってるんで、ちゃんと反応して対応できるように五感を研ぎ澄ましていきたい」と話した。

 「今年1年、他の団体にも出たし、ノアの最前線でも戦ってきた。年末も多く試合が組まれてますし、充実してますね」。今年はグローバル・タッグ&グローバル・リーグの両リーグ戦を制覇。そしてタッグ二冠も保持したまま年末を迎えた。最後は3年半ぶりのGHC戴冠で充実の1年を締めくくる。

プロ格 情報局