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11/25【全日本】12・6大阪で渕と30年ぶり同期タッグ結成 大仁田宣言「俺は俺のスタイルでいく」(写真あり)

 12・6大阪大会で金丸義信&ウルティモ・ドラゴンと対戦する渕正信、大仁田厚が25日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。12年ぶりに古巣・全日本のリングに上がる大仁田は30年ぶりに同期タッグを結成する渕と思い出話に花を咲かせつつ、「申し訳ないけど、俺は俺のスタイルでいく」と邪道流を貫く構えをみせた。

 今年4月、デビュー40周年を迎えた渕は東京、大阪で記念試合を行ってきた。そして年内最後のビッグマッチとなる12・6大阪大会では「記念試合FINAL」として30年ぶりに大仁田とのリング上での再会が実現する。

 二人はともに74年4月、全日本でデビューした同期生。大仁田は渕デビュー戦の対戦相手も務めている。新人時代は園田一治(故人)を加えた“若手三羽烏"と称され、将来を嘱望された。81年にはアメリカ、プエルトリコでともに海外武者修行を積んだ間柄だ。85年1月に大仁田が引退し、たもとを分かって長い年月が経過したが、12・6大阪大会で12年ぶりとなる大仁田の古巣・全日マット参戦が決まった。

 二人がタッグを組むのは84年8月の『世界最強ジュニアタッグ決定リーグ戦』以来、実に30年ぶり。この日、会見で顔を合わせた二人は、まるで当時に戻ったかのように思い出話に花を咲かせた。大仁田と再び同じリングに立つことはないと考えていた渕だけに、「気持ちよく今回40周年のファイナルというこのイベントに参戦してくれて、そしてパートナーになってくれた大仁田厚選手に感謝、そういう気持ちで今はいっぱい」と喜びを隠せず。大仁田から要請された先発も快諾し、「俺の働きぶりをタッチロープを持ってガッチリみててくれ」と元気いっぱいに宣言した。

 久々に全日本のリングを踏むことになった大仁田も「まさかまさか渕さんと30年ぶりにタッグを組むとは思わなかったですね。古きよき時代の二人でリングに上がるのが懐かしくてうれしい」と同じ思いだ。今は邪道の異名をほしいままにしている大仁田だが、ジャイアント馬場さんの手ほどきを受けた王道プロレス継承者の一人でもある。歴代全日ジュニア王者が一堂に会する12・6大阪でその一端がみられるか注目されるが、大仁田は「申し訳ないけど、俺は俺のスタイルでいくだろうし、渕さんは渕さんのスタイルでいくだろうし、染みついてるから相手に合わせることはないよ」とあくまでも邪道流を貫く構えをみせていた。
※渕、大仁田のコメントは別項に掲載します

☆12/6(土)大阪・ボディメーカーコロシアム第1競技場『2014世界最強タッグ決定リーグ戦〜大阪!明るく、楽しく、激しく!!其の二〜』17:00開始

▼渕正信デビュー40周年記念試合FINAL
ウルティモ・ドラゴン
金丸義信
vs
大仁田厚
渕正信

プロ格 情報局