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11/25【IGF】大みそ日IGF王座戦「ミルコvs石井」が決定 雪辱&奪回へ石井「一番じゃないと気がすまない」(写真あり)

 IGFは25日、大みそ日の“猪木祭"両国大会でIGF王座戦「(王者)ミルコ・クロコップvs石井慧(挑戦者)」を行うと発表した。

 約4ヶ月ぶりの再戦は石井にとっては雪辱戦。8・23両国大会ではミルコのヒジ打ちを浴びて大流血し、TKO負けを喫してIGF王座を奪われた。

 この日、ネット通話ソフトのSkypeを使って滞在先のオランダから会見に臨んだ石井は「リベンジの機会を与えてくださって嬉しく思います。当日はベストを尽くして勝ちます」と意気込んだ。現在は元DREAMライトヘビー級王者ゲガール・ムサシらとともに調整中。前回の敗因となったヒジ打ちの対策についても「逆にヒジで勝てるように練習しております。おもにグラウンドのヒジを練習してます。グラウンドのほうが得意なので」と言ってのけ、“ヒジの仇はヒジで返す"ことすら視野に入れてみせた。

 石井は11月のM-1グローバル北京大会でセルゲイ・ハリトーノフと対決予定だったが、調整中の10月初旬に右ろっ骨を骨折。ハリトーノフ戦は中止となっていた。「ジェロム・レ・バンナのはからいでボクシングのウラジミール・クリチコ選手(現WBA・IBF・WBO世界ヘビー級スーパー王者)のスパーリングパートナーとの練習機会をもらったんですが、ボディブローで骨折してしまって、1週間寝たきりの状態。しゃべるのも痛いくらいでした」と明かしたが、現在は完治しているという。

 再戦に向けてはミルコもコメントを寄せ「彼がリベンジのチャンスを得ることは妥当。私が勝つが、とてつもなく凄い試合になる」と予告したが、石井も「こっちも向こうも手の内も分かってきたと思うし、凄い戦いになると思います」と呼応。そのうえで「「勝つのは一人なんで僕が勝つつもり」と返答してみせた。

 ベルト奪回でIGFを再び王者としてけん引する構え。「一番じゃないと気がすまないところがあるんで、IGFの中で、ベルトを持って、幅を利かしたいなと思います」と石井。大みそ日にはエメリヤーエンコ・ヒョードルやヴァンダレイ・シウバの来場も決定し、シウバは現役復帰の可能性も示唆。シウバとの対決希望については「特にないです」とした石井だが、「それだったらジョシュ・バーネットのほうがいい。どんな形か分からないですけど、チャンスがあれば是非試合をしたい」と将来的なジョシュ戦を熱望。描く未来を実現させるためにも、ミルコへの雪辱と王座奪回は避けては通れない関門となる。

 ミルコが寄せたコメントと、12・31両国大会の決定分カードは以下の通り。

【ミルコのコメント】「私は石井選手をファイターとして認めているし、とても尊敬しています。そしてもちろん、彼の要望であるリマッチを受け入れたいと思います。スポーツマンである以上(一度負けたとしても)リベンジマッチのチャンスを得ることは妥当だと思っています。そして彼への尊敬を込めて言わなければならないことがあります。それは試合は再び私の勝利になります。トレーニングはとてもハードに行っていますし、モチベーションもかなり高くキープしています。そして皆様にも約束します。この試合はとてつもなく凄い試合になるということを」

☆12/31(水)東京・両国国技館『HEIWA FieLDS presents INOKI BOM-BA-YE 2014』16:00開場、17:00開始

▼ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント準決勝
増田裕介
vs
℃-BOY

▼ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント準決勝
酒井リョウ
vs
栗原強

▼IGFルール
クラッシャー川口
vs
ジャスティン・ウィリス

▼IGFルール
クリス・バーネット
vs
鈴川真一

▼IGFチャンピオンシップ
[挑戦者]
石井慧
vs
ミルコ・クロコップ
[第4代王者]
※ミルコ初防衛戦

[参戦決定選手]
ジョシュ・バーネット
ラマザン・エセンバエフ
山本勇気
國奥麒樹真

プロ格 情報局