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11/26【IGF】青木真也の大みそ日参戦が決定、相手未定も山本勇気の対戦要求は却下 “DEEPさいたま”にも言及(写真あり)

 IGFは26日、大みそ日の“猪木祭"両国大会に青木真也が参戦すると発表した。対戦カードは未定だが、山本勇気の対戦要求は「もうひと頑張り」と却下した。また、猪木祭に向けた“ファンフェスタ"12・1後楽園大会では、橋本大地とのエキシビジョンマッチに臨むことも決まった。

 青木の大みそ日イベント参戦は9年連続。今年は8月にドバイで開かれた『ONE FC 19』でライト級王座防衛戦に臨み、カマル・シャロルスに一本勝ちして初防衛に成功している。日本マットでの正式な試合は、昨年のIGF大みそ日両国大会以来、ちょうど1年ぶりとなる。

 今年は古巣DEEPもさいたまスーパーアリーナで大みそ日興行を開催するが、青木が選んだのは昨年に続いてIGFマットだった。この日、東京・高円寺のIGF道場で会見した青木は「単純にあの(DEEP大みそ日の)メンバーの中に並べられたくない気持ちが強かった。良いメンバーの中にいる自分を客観的に見たい気持ちが強かった。さいたまの選択肢もあったと思うんですけど、自分が出ると“気を悪くする"人たちもいると思いました」と説明した。

 これまでも辛口発言で日本格闘技界の“競技傾倒"に危機感を訴え続けてきたが「彼らは“競技"がしたいわけじゃないですか? 僕は競技はしたくない。言っても伝わらないし、彼らの気を害するだけ。だからある意味彼らを見限っているし、このまま先細っていけばいいと思う」と穏やかな口調で突き放した。

 相手は現在のところ未定だが、「メジャーだと言われる試合を見せたい。IGFはメジャーだと思ってますんで。先細りにならないような試合にしたいと思います」とテーマを掲げた青木。IGFマットでは山本勇気が青木との対戦を訴え続けているものの、「もうひと頑張りですね。条件? そんなに無い。せっかく大みそ日に試合をするなら、できる限り価値のある試合をしたいので」とやんわりと却下した。

 12月1日に後楽園ホールで開かれる入場無料のファンフェスタへの登場も決定。ルール未定ながら橋本大地とのエキシビジョンマッチ(5分1R)に臨む。「(大地は)ひとりのファイターとして凄く価値のあるファイターだと思います。実力どうこうは別として“場数"なら日本トップクラス。僕なんかよりも、ずっと人に見られながら生きてきたと思う。それこそ生を受けたその時から。そういう選手に触れられること自体が、自分の財産になると思います。あと4〜5日、どうなるのかと楽しみにしながら過ごしたい」と話した。物議を醸せど日本格闘議界では“異色"を貫き続けるバカサバイバーは、今年の師走も我が道を行く。

 12・31両国大会の決定分事項は以下の通り。


☆12/31(水)東京・両国国技館『HEIWA FieLDS presents INOKI BOM-BA-YE 2014』16:00開場、17:00開始

▼ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント準決勝
増田裕介
vs
℃-BOY

▼ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント準決勝
酒井リョウ
vs
栗原強

▼IGFルール
クラッシャー川口
vs
ジャスティン・ウィリス

▼IGFルール
クリス・バーネット
vs
鈴川真一

▼IGFチャンピオンシップ
[挑戦者]
石井慧
vs
ミルコ・クロコップ
[第4代王者]
※ミルコ初防衛戦

[参戦決定選手]
青木真也
ジョシュ・バーネット
ラマザン・エセンバエフ
山本勇気
國奥麒樹真

プロ格 情報局