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12/1【全日本】渕が世界ジュニア挑戦、GAORA王座戦「鼓太郎vsKENSO」正式決定、新人・青柳デビュー 和田京平レフェリーが40周年&還暦記念大会12・14後楽園全カードを発表(写真あり)

 和田京平レフェリーが1日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見し、12・14後楽園大会『和田京平レフェリー40周年&還暦記念大会〜和田京平プロデュース〜』の全カードを発表。世界ジュニアヘビー級選手権試合「青木篤志vs渕正信」、GAORA TVチャンピオンシップ「鈴木鼓太郎vsKENSO」の2大タイトルマッチ、新人・青柳優馬(写真下段)のデビュー戦など全7試合が決まった。

 全日本の年内最終興行となるのが12・14後楽園大会。和田京平レフェリーの40周年と還暦を記念した興行でもある。そこで対戦カードもプロデューサーとして和田レフェリー自身がマッチメーク。この日、全7試合が発表された。「今頑張ってる全日本プロレスの中で一年を締めくくりたい」との和田レフェリーの希望もあって、ゲスト選手の参戦はなく、純血メンバーといえる所属、レギュラー選手が出場。バラエティーに富んだカードが並んだ。

 中でも注目されるのは重鎮・渕正信の世界ジュニア王座挑戦だ。言うまでもなく渕は世界ジュニア史上最多戴冠記録保持者。全日ジュニアの象徴として一時代を築いた。同王座に挑戦するのは第28代王者カズ・ハヤシに挑んだ2010年1月以来、約5年ぶり。もし60歳8ヶ月の渕が王座奪取を果たせば、ウルティモ・ドラゴンが持つ47歳の最年長戴冠記録を大きく更新することになる。

 「ジュニアは渕正信を倒して初めて全日本のジュニアチャンピオンという称号を得る」と考える和田レフェリーは、まだ渕本人にタイトル挑戦を伝えていないものの、「チャンピオンには申し訳ないけど、年寄りの強さ、怖さをみせてもらいたい」と期待。「最近、渕君頑張ってるから、自分も頑張るからベルト目指して頑張ってよ」と同い年の重鎮にエールを送った。

 「鼓太郎vsKENSO」のGAORA TV王座戦も正式に決まった。11・29藤沢大会で鼓太郎が土方隆司を退け、5度目の防衛に成功した試合後、DK軍が王者を襲撃し、挑戦を要求。鼓太郎がKENSOを指名し、直訴を受けた和田レフェリーが「とことんやってください」とゴーサインを出し、V5戦が組まれた。

 和田レフェリーの還暦記念大会で秋山全日本初の生え抜き選手、青柳優馬がデビューする。186センチと恵まれた体格の青柳は1995年11月2日、長野県松本市出身の19歳。サッカー、陸上を経験し、今年4月1日に全日本に入門。8ヶ月間の練習生期間を経て、念願のデビューを果たすことになった。相手は先輩・宮原健斗。この一戦を「一番注目してる」という和田レフェリー自身が裁く。

 メインイベントに組まれるであろう一戦はタッグマッチ。反目する諏訪魔と潮崎豪が初タッグを結成し、曙&大森隆男と激突する。この試合も和田レフェリーがレフェリングする予定だ。ほかにも「Mr.クリスマス&SUSHIvsマスクド・バーニング2号&ウルティモ・ドラゴン」のマスカラ・コントラ・マスカラ(フォール、ギブアップ負けを喫した選手がマスクを脱ぐ)などが決まった。詳細は以下の通り。
※和田レフェリーのコメントは別項に掲載します

☆12/14(日)東京・後楽園ホール『和田京平レフェリー40周年&還暦記念大会〜和田京平プロデュース〜』12:00開始

▼青柳優馬デビュー戦
青柳優馬
vs
宮原健斗

▼シングルマッチ
佐藤光留
vs
中島洋平

▼6人タッグマッチ
野村直矢
土方隆司
西村修
vs
菊地毅
井上雅央
本田多聞

▼マスカラ・コントラ・マスカラ
ウルティモ・ドラゴン
マスクド・バーニング2号
vs
SUSHI
Mr.クリスマス

▼GAORA TVチャンピオンシップ
[挑戦者]
KENSO
(1/60)
鈴木鼓太郎
[第4代王者]
※鼓太郎5度目の防衛戦

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]
渕正信
(1/60)
青木篤志
[第37代王者]
※青木5度目の防衛戦

▼和田京平還暦記念試合
大森隆男

(1/60)
潮崎豪
諏訪魔


☆青柳優馬(あおやぎゆうま)
▼身長/体重
186cm/90kg
▼生年月日
1995年11月2日
▼出身地
長野県松本市
▼入門日
2014年4月1日
▼出身校
長野県立田川高等学校
▼スポーツ歴
サッカー、陸上
▼目標選手
秋山準選手

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