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12/1【全日本】会見における和田レフェリーの詳細コメント(写真あり)

 1日、神奈川・全日本事務所で会見した和田京平レフェリーの詳細コメントは以下の通り。

【会見における和田レフェリー】
▼和田レフェリー「全部で7試合あります。第1試合は青柳のデビュー戦にします。この7試合の中で僕が一番注目してるのが1試合目の青柳デビュー戦。和田京平が裁きたいと思います。青柳はきっとこの新しい全日本になって最初の新人レスラーじゃないかな。宮原健斗も自分がデビュー戦を裁いたんですよ。そういうのもあって対戦相手は誰がいいかなといろいろ考えた中で健介オフィスで育った宮原健斗が青柳選手をどのぐらい鍛えてくれるか。第2試合が中島洋平vs佐藤光留。これはこのシリーズ中かな。タッグマッチの中で意外にいい試合をやってたんですよ。これはシングルで見たいなと思って、これも独断と偏見で考えさせてもらいました。バチバチの試合をみてみたい。第3試合は菊地、井上、本田というのは根っからの馬場さんからの全日本のレスラー。青コーナーは各社長が違うんですよ。白石社長の時と元子さんが社長の時と武藤敬司の時と。全員全日本育ちなんですよ。そういう目で見てもらったら面白いんじゃないかなと。は僕、マスクマン好きなんでね。マスクマンの試合をみてみたい。前にウルティモ・ドラゴン選手と話した時、『負けたらマスク脱げよ』と言ったら、『ああいいですよ』と簡単に言ったんでね。変わったマスクマン同士のお祭り気分で考えたけど、フォール取られた人がマスクを取るということで、自分が勝手に考えちゃいました。マスク脱ぐだけじゃつまんないかなと思うんで、負けた人はマスクを投げてプレゼントしてください。鈴木鼓太郎選手とKENSO選手が藤沢の大会で試合終わってやり合ってたんでね。鈴木選手から『京平さん自分やりますよ』ということでKENSOとチャンピオンシップやりたいということで、やらせましょう。とことんやってくださいと。KENSO選手はヘビーだし、鈴木選手はジュニア。KENSO選手がどのぐらい悪いことやるかわからないけど、これはこれで面白いんじゃないですか。ヘビーとジュニアの選手権、僕もこういうの好きだから、鈴木選手から話が来て一発返事でした。ジュニア選手権を考えてみました。挑戦者は渕正信選手です。何でって言われるとやっぱり全日本のジュニアって渕君を倒してみんな納得いく感じなんでね。還暦同士どのぐらいできるか、和田京平の大会で渕正信がどのぐらい張り切ってくれるか楽しみにしてます。メインは今年1年の集大成で、チーム関係なく潮崎豪&諏訪魔組、大森&曙組というちょっと変わったチームを作ってしまいましたけど、全日本は大きい人というかヘビーが頑張ってるんでね。ヘビー級の凄さを堪能してくださいと。あとは僕がこれから電話してカードが決まったよと報告するけど、ノーとは言わないと思うんでね。どういう試合になるか分からないけど、僕がレフェリングやりたいと思います」

――渕に世界ジュニアを獲ってもらいたい?

▼和田レフェリー「当たり前ですよ。チャンピオンには申し訳ないけど、年寄りの強さ、怖さをみせてもらいたい。青木選手が意外にふてぶてしい試合してるんでね。面白いカードになるんじゃないかなと思いますよ。青木選手もやりたいでしょう。真の王者ならジュニアは渕正信倒して初めて全日本のジュニアチャンピオンという称号を得る。その代わりバックドロップ10発食らっても知りませんよと。今の渕君が10発やるかわからないけど、最近、渕君頑張ってるから、自分も頑張るからベルト目指して頑張ってよと。60歳でチャンピオンって凄いじゃない。逆に言うと面白いじゃない。ここも俺がレフェリーやったらひいきが入るからやらない方がいいか。自分がやりたいのは確かだけど」

――何試合ぐらい裁くつもり?

▼和田レフェリー「一応、3つぐらい裁かなきゃまずいのかなと思うけどね。本当は全部裁きたいけど、京平ちゃん倒れちゃうよって話になってね。集中力も欠けるから、2、3試合がベストなんだろうね」

――当日にゲストを呼ぶつもりは?

▼和田レフェリー「いろいろ考えたんですよ。和田京平が全日本で40何年やっててレフェリーも40周年。いろんなレスラー呼びたいけど、あの人も呼ばなきゃいけない、この人も呼ばなきゃいけないってなるからね。今頑張ってる全日本の中で一年を締めくくりたいんですよ。和田京平40年、還暦60歳をお祝いがてらに来てくださった方がありがたい。最後の締めくくりにメインイベントが終わったあと一言だけあいさつさせてもらいます」

――全日本で記念大会を迎える気持ちは?

▼和田レフェリー「うれしいですよね。グッときますよね。当日になってみないと分からないけど、きっと感無量ですよね。全日本の年内最終戦ということで、自分の名前を使って自分の顔がポスターに出るなんてありえないこと。昔ならレフェリーが目立っちゃいけないんだけど、それをしてくれる秋山社長に感謝ですよ。それには自分がいいカード組んで、いかに社長のリスクにならないようにエコでやろうかなと。今の全日本はエコですよ。リングサイドで2万円とかしたくない。7千円でもまだ高いのかなと思います。エコでいいもの見られたらいいんじゃないですか。あとはGAORAさんが生中継してくれるのかな。地方の人は中継で楽しんで下さい」

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