プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

12/1【全日本】12・14後楽園でKENSOとV5戦 GAORA王者・鼓太郎が初のヘビー級挑戦者を歓迎(写真あり)

 GAORA TV王者・鈴木鼓太郎が1日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。改めてKENSO迎撃を熱望し、「無差別のベルトなんで、本来あるべき戦いが見せられる」と初となるヘビー級の挑戦者を歓迎。12・14後楽園大会でのV5戦が正式に決まった。

 11・29藤沢大会。鼓太郎は土方隆司を熱戦の末に下し、GAORA王座4度目の防衛に成功。「後楽園では若干スタミナ不足を感じたんですが、本番しっかり仕上げてきて、スタミナもあったし、力強さも残したままで、素晴らしい選手だと感じました。言葉ではなく打撃や技や気持ちでいろいろリング上で会話をしたような気がします」と内容的にも納得のいくタイトルマッチとなった。

 だが、試合後、DK軍の襲撃にさらされた。KENSOはDKメンバーのGAORA王座挑戦を要求。鼓太郎はその手段には疑問符をつけながらも鼓太郎は総帥・KENSOを指名した。その思いは2日経過しても変わらず。「南野がいく、長井がいく、そうじゃなくてKENSOお前がこいよ。俺はそう言いたい」と繰り返し、12・14後楽園大会でのKENSO迎撃を見据えた。

 同大会のプロデューサーである和田京平レフェリーにはその意向を伝達済み。鼓太郎の会見後、和田レフェリーの会見が行われ、両者のGAORA王座戦が正式発表された。5度目の防衛戦となる鼓太郎だが、ヘビー級からの挑戦者は初めて。「ようやくヘビーからの挑戦が来たかなと。俺が望んでた形」と歓迎した鼓太郎は、「無差別のベルトなんで、本来あるべき戦いが見せられるんじゃないか」とも。9月の王道トーナメント1回戦でKENSOを撃破した実績もあり、「正攻法では来ないだろうという頭がある。レフェリーの見てないところでやれば、それもKENSOの力かもしれない。そこは否定はしないけど、注意していきたい」と対策もぬかりなしを強調していた。

【会見における鼓太郎】
▼鼓太郎「まずは土方選手、後楽園では若干スタミナ不足を感じたんですが、本番しっかり仕上げてきて、スタミナもあったし、力強さも残したままで、素晴らしい選手だと感じました。言葉ではなく打撃や技や気持ちでいろいろリング上で会話をしたような気がします。試合前、自分の終わりの始まりって言ってましたけど、俺はまだまだこれからだと思うし、一線を引かないでほしいと思う選手でした。彼とは次やる予定ないですけど、先日戦った土方隆司なら俺はいつでもやりたいと思います。試合後にDKの挑戦状を受けましたが、南野がいく、長井がいく、そうじゃなくてKENSOお前がこいよ。俺はそう言いたいですね。王道トーナメントで俺は彼から勝ってますので、そこらへんは十分警戒してくるだろうと思いますが、頭のお前がこいと。今年中にやりたいので残ったのは最強タッグ中なので、14日の後楽園だけ。そこでやりたいという旨は京平さんに伝えてあります」

――もしKENSOの挑戦が決まれば無差別級王座らしい防衛戦になるが?

▼鼓太郎「ようやくヘビーからの挑戦が来たかなと。俺が望んでた形。ああいう行動に出なくても俺は受けるつもりだし、頭のKENSOとやりたいですね」

――新しいGAORA王座像が作れそう?

▼鼓太郎「新しい像というか、無差別のベルトなんで、本来あるべき戦いが見せられるんじゃないかなと思います。今までジュニアの人としかやれてこなかった。それと正攻法では来ないだろうという頭がある。そこは否定するつもりもないし、レフェリーの見てないところでやれば、それもKENSOの力かもしれない。否定はしないけど、注意していきたいと思います」

プロ格 情報局