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12/4【NOAH】“最高の試合”へともに準備完了 丸藤「虎王で勝つ」、杉浦「“本物”の王者に」 有コロGHC戦へ直前会見(写真あり)

 12・6有明コロシアム大会のGHCヘビー級選手権試合を2日後に控えた4日、王者・丸藤正道と挑戦者・杉浦貴が揃って直前会見に臨んだ。

 「ノアを守ってきた2人で今年の最後に最高の試合を」。すでにいたってシンプルなテーマで“一致"している丸藤と杉浦。丸藤は「もう2日後になりましたけど、コンディションはここ数年でもかなり良いですし、最高の試合をするためのコンディション、モチベーションは整ってる」、杉浦は「いつもと変わらずコンディションも良いですし、気持ちも落ち着いてる。試合が始まれば爆発すると思います」と異口同音に“準備万端"を強調した。

 直前とあって、この日は試合内容に言及。丸藤は今年の防衛戦を支えてきた虎王、杉浦は三沢光晴さんからの命脈を受け継ぐエルボーがカギとなる。丸藤が「彼のヒジには虎王で対抗していきたい。フィニッシュはその時になってみないと分からないけど、それくらい自信のある技なんで、最後はそれで勝ちたい」と宣言すれば、杉浦も「彼がそのヒザにこだわりがあるなら、やっぱり俺は何発でもエルボーをぶち込んでいきたい」と返した。

 GHC戦での激突は意外にも初となるが、過去も要所で名勝負をつむいできた。それでも丸藤は「今回は色んな意味合いを含めての戦いになるし、過去の戦いは参考にならないと思ってる。次のステージに入るような戦いになると思ってます」と語った。

 GHC王者とグローバル・リーグ戦覇者。今年を締めくくる大一番であると同時に、来年初頭の“主役"を決める戦いでもある。

 戴冠後の王者像を問われた杉浦は「いろんなチャンピオンがいますけど、自分の場合は“ブレない強さ"だと思ってます。『ノアには本物で恐ろしいくらい強いチャンピオンがいる』。そう思われるようにして、ノアを引っ張っていきたい」と見据え、一方の丸藤は「レスラーになって今年ほど責任感を感じてリングに上がり続けてきたことは無かった。それを無駄にしないためにも最後の大一番で勝って、しっかり勢いをつけて来年につなげたい」と返答してみせた。

 今年も揺れたノアマットを残った所属同士で締めくくるGHC戦。王者と覇者の戦い。あらゆるテーマに息吹を吹き込むためにも、過去最高の「丸藤vs杉浦」戦を展開してみせるか。
 

【会見の模様】
――直前の心境を?

▼丸藤「もう2日後になりましたけど、コンディションはここ数年でもかなり良いですし、最高の試合をするためのコンディション、モチベーションは整ってる状態です」

▼杉浦「いつもと変わらずコンディションも良いですし、気持ちも落ち着いてる。試合が始まれば爆発すると思います」

――試合のイメージはしている?

▼杉浦「前哨戦から多少考えたりしてますね」

▼丸藤「前哨戦から先の読み合いになってる。1手先、2手先を読んだほうが流れをつかむのか、一発で流れを変えるようなあるのか…は分かりませんけど、僕はタイトルマッチ前はあんまり“考えすぎないほう"なんで。今回も考えすぎないようにして、当日の試合の中で考えていきたいと思います」

――カウンターのエルボーを合わせられるなど虎王対策も立てられているようだが?

▼丸藤「でも、最終的には彼にぶち込み続けて勝ちたい。彼のヒジには虎王で対抗していきたい。フィニッシュはその時になってみないと分からないけど、それくらい自信のある技なんで、最後はそれで勝ちたい」

――それを受けて?

▼杉浦「彼がそのヒザにこだわりがあるなら、やっぱり俺は何発でもエルボーをぶち込んでいきたい」

――過去要所で対決してきたが、今回は特に予想がつかない?

▼丸藤「色んな意味合いを含めての戦いになるし、過去の戦いは参考にならないと思ってる。次のステージに入るような戦いになると思ってます」

――勝ったらどんな王者像を?

▼杉浦「いろんなチャンピオンがいますけど、自分の場合は“ブレない強さ"だと思ってます。『ノアには本物で恐ろしいくらい強いチャンピオンがいる』。そう思われるようにして、ノアを引っ張っていきたいと思います」

――来年も主役は譲れない?

▼丸藤「レスラーになって今年ほど責任感を感じてリングに上がり続けてきたことは無かった。それを無駄にしないためにも最後の大一番で勝って、しっかり勢いをつけて来年につなげたいと思います」

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