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12/8【新日本】1・4ドームIWGPタッグ挑戦正式決定 後藤&柴田が絆に自信 「ベルト獲りで今年1年の集大成みせる」(写真あり)

 『WORLD TAG LEAGUE 2014』に優勝した後藤洋央紀&柴田勝頼が一夜明けた8日、都内・新日本事務所で会見。1・4東京ドーム大会でIWGPタッグ王者・カール・アンダーソン&毒ギャローズへの挑戦が決まった二人は、さらに深まった絆を強調。「次の東京ドーム、ベルトを獲って、今年1年の集大成を見せたい」とタッグ王座奪取を誓った。

 前夜の名古屋大会。後藤と柴田は故郷・桑名に近い地でIWGPタッグ王者のアンダーソン&ギャローズを撃破し、タッグリーグ優勝を決めた。さらなる「勲章」を求めてIWGPタッグ王座挑戦を宣言。1・4ドームの大舞台で“タッグ頂上対決"が実現することになった。

 振り返れば新日マットで二人の物語が再開されたのが今年の1・4ドーム。一騎打ちを経て同級生タッグを組み、今年4月にはIWGPタッグ王座に挑戦したが、敗れ去った。

 同級生タッグを始動させてから1年近くを要したものの、ようやく一つの結果を出した。高校時代から続く二人の絆と信頼が呼び込んだ優勝といえ、「後藤がいての今になってると思いますし。ずっとつながってんだなって」(柴田)、「柴田がいなかったら俺はここにいないかもしれない」(後藤)と口を揃えて不変の関係を強調した。

 そしてドームではベルト獲りに乗り出す。「昨日の優勝は通過点で、次の東京ドーム、ベルトを獲って、今年1年の集大成を見せたい」と後藤が言い切れば、柴田も「自分としてはプロレスに入って初めて記録的な、記録に残る結果だったと思うので、そうなってくるとやっぱり、もうちょっとちゃんと形を残したいという欲が出てきて、次はベルトだなという気持ち」と初ベルト奪取に色気たっぷりだ。

 王者組とは優勝戦に続く再戦で、これまで3度対決して2勝1敗と勝ち越してもいる。4月のタイトルマッチではアンダーソン&ギャローズの軍門に下ったものの、後藤は「前回と違うのは俺らの経験値も上がってるということ」と断言。「今年の1・4から来年の1・4全てつながってますね。その先もあるだろうし、そこは自分自身でも楽しみな部分があります」とドームの先を見据えれば、柴田は「今の見てる人たちは結果を求めてくるんで、しっかりそこにも応えないと。そろそろ。ガッチリ期待に応えたい」と名古屋の再現を描いた。

 二人の信頼関係は高校時代から揺るがない。むしろタッグリーグを制覇したことで、絆はさらに深まった。それを後藤と柴田はIWGPタッグという目に見える勲章を手にして証明する。
※後藤&柴田のコメントは別項に掲載します

プロ格 情報局