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12/9【全日本】1・3後楽園で三冠連続挑戦決定 潮崎が責任感あらわに初戴冠誓う「1月3日から潮崎時代作る」(写真あり)

 全日本は9日、1・3後楽園大会で三冠ヘビー級選手権試合「ジョー・ドーリングvs潮崎豪」を行うと発表した。10・28山形大会に続く連続挑戦となる潮崎は「1月3日、そこから潮崎豪の時代を作り上げて、新しい全日本プロレスを突き進めていく」と責任感もあらわに至宝ベルト初戴冠を誓った。

 両者は10・28山形大会以来2ヶ月ぶりの再戦。王者の軍門に下った潮崎だが、12・6大阪大会での最強タッグ公式戦でドーリングから直接ピンフォールを奪い、再挑戦をアピール。PWF本部も認め、異例の連続挑戦が決まった。

 潮崎の三冠挑戦はこれが4度目。「2015年、全日本プロレス・潮崎豪としてここは必ずつかまないといけない」と使命感に燃えているように、過去3度の挑戦との大きな違いは責任感だ。暮れの最強タッグは秋山準&大森隆男が優勝を飾り、世界タッグ王者に返り咲いた。自身と宮原が敗れての結果だが、「あの二人がまだ前にいる。この状況というのは全日本プロレスにとってよくない」と潮崎は言い切る。この二人が全日本の中心にい続けていては、いつまでたっても未来はやってこない。潮崎は「俺の力で新しい王道を作り上げていかないと、全日本プロレスは先がない」と三冠戦を前に不退転の覚悟を決めた。

 至宝ベルトを手にしたあかつきに、潮崎は秋山&大森に引導を渡す構えだ。チャンピオン・カーニバルでそれを遂行するはずだったが、自身の欠場によって水泡と帰した。三冠王者として仕切り直しするつもりで、そのためにも「ジョー選手と至高の闘いをして、2015年スタートダッシュというか、全日本を突き進めるためにこのベルトを獲りたい」と誓った。

 迎え撃つドーリングはこれが4度目の防衛戦。「彼はファンタスティックでトップレスラーだ。最もタフな挑戦者の一人」と潮崎を認めるとあって連続挑戦も異論はない。三冠戴冠から5ヶ月近くが経過し、「2015年も俺がチャンピオンだし、これからもチャンピオンであり続ける。潮崎がグレートチャレンジャーであることは誰も疑いようのないことだが、自分が負ける姿が浮かばない」と自信は膨らむ一方。「2015年、潮崎にとってこの三冠戦はビッグプロブレムになるだろう」と挑戦者に通告した。

 ドーリングが最強の座を不動のものとするか、潮崎が時代の足がかりを作るか。2015年早々、全日マッチは天下分け目の大一番を迎える。
※ドーリング、潮崎のコメントは別項に掲載します

☆1/3(土)東京・後楽園ホール『ニューイヤー・ウォーズ2015』12:00開始

▼三冠ヘビー級選手権試合
[挑戦者]
潮崎豪
(1/60)
ジョー・ドーリング
[第50代王者]
※ドーリング4度目の防衛戦

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