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12/9【全日本】会見における青木の詳細コメント(写真あり)

 9日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見した青木篤志の詳細コメントは以下の通り。

【会見における青木】
▼青木「14日にタイトルマッチが決まって、挑戦者が渕正信。還暦を迎えてという方ですけど、決まったからには全力で戦って防衛したいと思います」

――挑戦者として不足はない?

▼青木「ないです。ベルトのイメージはどうしても渕正信というのが大きくて、自分がプロレスをみていた時代にずっと長く持っていたのが渕選手。そこに関しては何もない。挑戦者としての資格も新潟でのアジアタッグをみた時、まだまだいけるんだなと感じました。タイトルをかけて争うわけですから、それなりにいい状態で、タイトルを取るにふさわしい、タイトルを獲りたい気持ちがある選手じゃないと意味がない。記念試合でやるつもりはない。記念受験みたいな感じでタイトルマッチを行うのは自分は凄く嫌なんで。あの元気な渕さんを見た時、京平さんもいけると思って組んだんだと思います。あとは当日、あの人がどう引き出しを開けて自分にぶつけてくるか、そこだけは用心したいと思います」

――渕相手に防衛することで箔付けになりそう?

▼青木「渕選手相手に防衛ができれば事実上、全日本のジュニアのトップ中のトップは倒すことになるんで、それはまた1個自信になるし、次の目標を見つけるいい材料になる。そこに向けて負けられないし、勝ってからじゃないと何が見えるかわからないんで、落ち着いて防衛できるようにしていきたい」

――2月にはシングルリーグ戦も控えるが王者として出たい?

▼青木「もちろん出たいですね。負けることは考えてないけど、もし万が一負けることがあっても必ずすぐ取り返す考えがあるんで。自分にとっていい刺激になる試合になればと思います」

――今年一年、全日本ジュニアを引っ張ってきたが?

▼青木「別に全日本のジュニアがどうって僕自身、考えてるつもりはないけど、今年はとにかく頭から世界ジュニアを巻きたいというのがあって、巻いてからどうしていくか考えながらやってきた。思いのほか、他のジュニアヘビーがさめててつまらなかったのが感想。本来なら自分と佐藤光留が最強タッグに出てる間に何かしらアクション起こしてくるかと思ったらないし。僕自身、このベルトが何のためにあるのか証明できてない。まだまだ課題があると思います。次の防衛戦をしっかり勝って、次の目標に向けていかないとダメなんじゃないかなと思います」

――SUSHIはツイッター上で挑戦をアピールしていたりするが?

▼青木「全然ありなんだけど、ツイッターでつぶやくだけじゃなく面と向かって言ってこいよと。会場の雰囲気、お客さんの後押しがあるから。お客さんに何を言われようが文句言われようが、言い切ることでなんか生まれるかもしれない。それをやらないのが彼の自信のなさ。それは俺だけの責任じゃなく彼自身の問題でもあるから。リング上でもリング外でもやりたいことがあるならいって、やって実現するために必死にならないとダメ。そこは僕自身含めて今の全日本ジュニアに足りないところ。そこは必ずやれと言いたいですね。どうしても今の全日本プロレスはヘビー級の選手が充実してて、そこにジュニアの選手が入ることによって、ジュニアのよさが半減してしまう。ジュニアはジュニアで盛り上げる機会があれば全力で盛り上げないといけない。俺はヘビーになりたいわけじゃないし、世界ジュニア巻いてる限りは全日ジュニアが凄いって思わせたい。そこに周りが引っかからないと何も面白くない。ただの飾りのベルトになるから。それを周りの人間がそっぽ向いて文句言ってるだけなら、このベルトをなくして、ジュニアヘビーというカテゴリーもなくせばいい。それが嫌でジュニアが生きる道だと言うのであれば、みんなでこのベルトを取り合わないと。渕選手との防衛戦を獲って来年につなげたい。この間の大阪の試合の時、渕選手が花束もらった女の人とニコニコしながら写真獲ったのを見た時は余裕で勝てると思った。そこらへんの人には負けられないなと思ったんで。勝てると重います」

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