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12/11【IGF】大地と寝技スパー 大みそ日へ青木、不安皆無で対山本勝利確信「やれば現実わかる」(写真あり)

 12・31両国大会で山本勇気と対戦する青木真也が11日、東京・高円寺のIGF道場で練習を公開。大みそ日へ向けて不安なしを強調した青木は、橋本大地との寝技スパーで好調をアピール。山本の挑発を歓迎しつつ、「大みそ日やれば現実がわかる」と勝利を確信している。

 2006年から数えてこれが9年連続9度目の大みそ日登場となる青木。過去8戦7勝1敗と大きく勝ち越し、ヨアキム・ハンセン、エディ・アルバレスら強豪と戦ってきた。

 だが、今年の相手は山本。今年2月から事あるごとに青木との対戦をアピールし、執念を実らせた格好だが、IGFマットでの戦績は1敗1分と勝ち星なし。青木の相手としては物足りない感も否めない。それでも青木は「与えられた仕事なんで、それは満足とか不満どうこうないですよ。僕の一つの仕事なので」と受け入れた。12・1後楽園でのファンフェスタでは山本から非礼な挑発を受けたが、「結局このマットの上に持ち込んでどれだけの人に注目されるかが勝負なんで。ただやるより彼みたいなことをしてくれた方が多少なりとも見てくれる人が増えると思います」と余裕たっぷりに歓迎した。

 青木自身は絶好調。この日は大地との寝技スパーで流れるような動きを披露し、「コンディションはコンスタントに動けてるんで、いいんじゃないですか。今年は試合数は少ないけど、いいパフォーマンスを期待してもらっていいと思います。今のところ心配は一切ありません」と言い切るのもうなずけるところ。「大みそ日やれば現実がわかると思います」と勝利を確信するように山本に通告した。

 「今はIGFの他のレスラーが作ってきたリングに乗っからせてもらってる状況。ただ乗りは嫌なんで、少しでも還元できるように頑張りたい」。そんな思いで青木は大みそ日のリングに立つつもり。「僕自身あるかわからないし、大会自体があるかわからない。悔いなきようにやりたい」と完全燃焼をテーマに定めていた。

【公開練習における青木】
▼青木「コンディションはコンスタントに動けてるんで、いいんじゃないですか。今年は試合数は少ないけど、いいパフォーマンスを期待してもらっていいと思います。今のところ心配は一切ありません」

――山本の印象は?

▼青木「特に印象ないけど、いまどきの若者って感じですね。僕とやってること、考えてることが真逆。大みそ日やれば現実がわかると思います」

――ファンフェスタで山本から挑発されたが?

▼青木「ああいうことをしてくれる子いないので、それはありがたいなと思いますね。結局このマットの上に持ち込んでどれだけの人に注目されるかが勝負なんで。ただやるより彼みたいなことをしてくれた方が多少なりとも見てくれる人が増えると思います」

――このカードに満足している?

▼青木「与えられた仕事なんで、それは満足とか不満とかどうこうないですよ。僕の一つの仕事なので」

――大みそ日にやるべき自分の仕事とは?

▼青木「いい状態、いい状況で試合して、より多くの人に見てもらうのが仕事だと思います。今はIGFに乗っからせていただいてる状況。他のレスラーが作ってきたリングに乗っからせてもらってる。乗っかってる状況から脱したい。選手である以上、どこまでいっても乗っかってる状況だけど、ただ乗りは嫌なんで、少しでも還元できるように頑張りたいですね」

――2015年の目標は?

▼青木「ケガなく終わる。9回目の大みそ日。毎回試合させてもらってるけど、これからどういう目標を作っていくか、ずっと考えてる。どれぐらいキャリアがあるかわからない中で、完全燃焼したい」

――完全燃焼するために戦いたい相手は?

▼青木「相手とかはないですね。大みそ日9回目、ここまでさせてもらったのもラッキーの連続でなってしまったこと。来年あるか、僕自身あるかわからないし、大会自体があるかわからない。悔いなきようにやりたいですね」

――石井vsミルコ戦をどう予想する?

▼青木「石井君にとってハードなタフファイトになると思うし、ミルコ有利という声もあると思いますが、石井君は地の利を活かして勝ってもらいたい。石井vsミルコというカードを肯定しないと、業界自体を否定することになる。石井君には期待してるし、頑張ってもらいたい」

――試合順のこだわりは?

▼青木「ないですね。主催者が決めることなんで。大みそ日だけ出てきてる状況なので、できるだけ他のレスラーが引き立つ順番がいいですね」

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