プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

12/16【全日本】秋山&大森が世界タッグV1戦でのKENSO&長井迎撃を宣言、KENSOは全ベルト挑戦を要求、DDT・石井が世界ジュニア挑戦を猛アピール

 全日本は16日、秋山準&大森隆男、KENSO、DDT・石井慧介のコメントを発表。世界タッグ王者の秋山&大森がKENSO&長井満也の迎撃を宣言すれば、石井は世界ジュニアヘビー級王座挑戦を猛アピールしてきた。

 全日本は12・14後楽園大会で2014年の全興行日程を終了。2015年は恒例の1・2&3後楽園大会2連戦で幕を開ける。来たる新年へ向けて今から4選手が自己主張してきた。

 暮れの『2014世界最強タッグ決定リーグ戦』を制し、第68代世界タッグ王者に返り咲いた秋山&大森は2015年から始まる防衛ロードの青写真を描いている。最強タッグでは優勝を遂げたものの、ジョー・ドーリング&諏訪魔、KENSO&長井の2チームに黒星を喫した。そこで二人は「まずはベルトをかけてKENSO、長井と決着をつける。そのあとは諏訪魔、ジョーとやりたい」と宣言。DKとのV1戦の舞台を1・2後楽園大会に指定し、「1月2日でDKを完膚なきまでに叩き潰してやる」と雪辱を見据えた。

 一方、DK総帥・KENSOは12・14後楽園大会で鈴木鼓太郎を破り、第5代GAORA TV王者に君臨。これを足がかりに「世界タッグ、アジアタッグ、そして三冠、世界ジュニア、“DK"が全部手中に収め、全日本を支配する」との野望を達成するつもりで、「全日本はただちに挑戦を受けろ!」と要求してきた。双方の意思が合致したことで、ワイルドバーニングとKENSO&長井の世界タッグ戦はほぼ決定的となった。

 ジュニア戦線は新たな挑戦者候補が名乗りを上げてきた。DDTの石井だ。全日マット参戦から1年3ヶ月が経過。特に昨年は入江茂弘と組んでアジアタッグ王座戴冠も果たし、「2014年は自分にとってDDTでの闘い、全日本プロレスでの闘い、ともに濃い1年で、とても成長できた年」(石井)となった。

 そんな石井が密かに思いをはせていたベルトが全日ジュニアの至宝・世界ジュニア王座だった。「1986年、ヒロ斉藤さんから始まった世界ジュニアの歴史も、自分はずっと憧れを抱きながら見てきました。また、王者の青木篤志選手。全日本プロレス初参戦の時も、アジアタッグ初挑戦の時の相手でもあり、影響も受けています。防衛戦も見てきて、強いチャンピオンです。その青木篤志選手に挑戦したい気持ちも強い」という石井は世界ジュニア挑戦を表明。「世界ジュニア、自分の人生の中で、どうしても巻きたいベルトの一つです。強い思いを持っています。青木篤志選手、挑戦受けてください」と熱っぽく訴えた。

 王者・青木は常々、「世界ジュニアのベルトがほしい気持ちがある奴」を挑戦者の条件として口にしており、石井なら資格は十分と言えそう。新春早々、両者による世界ジュニア王座戦が実現する可能性は高い。

【秋山&大森のコメント】「世界最強タッグでは諏訪魔、ジョー、KENSO、長井にやられた。なんとしても借りを返さないといけない。ジョーは次の日三冠戦を控えているので、まずはベルトをかけてKENSO、長井と決着をつける。そのあとは諏訪魔、ジョーとやりたいと思ってる。1月2日でDKを完膚なきまでに叩き潰してやる」

【KENSOのコメント】「ここでKENSO、一言言わしてもらう。世界タッグ、アジアタッグ、そして三冠、世界ジュニア、“DK"が全部手中に収め、全日本を支配する。全日本はただちに挑戦を受けろ! 以上!!!!!!」

【石井のコメント】「2014年は自分にとってDDTでの闘い、全日本プロレスでの闘い、ともに濃い1年で、とても成長できた年だと思っています。その成長をぶつけたいと思います。全日本プロレスに上がり始めて1年3ヶ月。ずっと狙っていたタイトルがあります。はっきり言います。世界ジュニア王座に挑戦したいです。今年、アジアタッグ王座を巻いたのはすごく自信になりました。ただ、自分にはまだまだ野望があります。1986年、ヒロ斉藤さんから始まった世界ジュニアの歴史も、自分はずっと憧れを抱きながら見てきました。また、王者の青木篤志選手。全日本プロレス初参戦の時も、アジアタッグ初挑戦の時の相手でもあり、影響も受けています。防衛戦も見てきて、強いチャンピオンです。その青木篤志選手に挑戦したい気持ちも強いです。世界ジュニア、自分の人生の中で、どうしても巻きたいベルトの一つです。強い思いを持っています。青木篤志選手、挑戦受けてください」

プロ格 情報局