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1/27【全日本】2・7三冠V1戦は「覚悟の勝負」 潮崎がゼウスに上積み要求「普段みせないもの出せ」(写真あり)

 三冠ヘビー級王者・潮崎豪が27日、次期挑戦者・ゼウスについて言及。2・7大阪大会での初防衛戦を至宝王座戦にふさわしい戦いとするつもりの潮崎は、「覚悟の勝負」と定め、ゼウスに「みる人の期待、想像を超えた試合をやりたい。だから普段みせない部分をみせてこい」と注文をつけた。

 1・3後楽園大会で潮崎は最強外国人ジョー・ドーリングを撃破し、4度目の挑戦にして悲願の三冠王座初戴冠を成し遂げた。全日本の頂に到達した今、潮崎は使命感に燃え、三冠ベルトを巡る戦いで鶴龍時代や四天王時代に負けないものを確立させていくつもり。その覚悟の表れとして“日本武道館大会の復活"を大目標の一つに掲げた。

 だからこそ、潮崎にとって第一歩となる初防衛戦が重要となってくる。言うまでもなく三冠戦は全日本最高峰の戦い。もし防衛ロード初戦でそれにふさわしい内容を打ち出せなければ、潮崎時代に対する期待は一気にしぼんでしまう。「誰にも文句を言わせない試合をやらないといけない。それぐらいの覚悟を持って向かい合いたい」と気合を入れまくっている潮崎が意識するのは、ファン時代に憧れた四天王の戦い。「お互い120%でぶつかり合う戦いをやりたいから。これぞ三冠というものをみせたいからね。自分がみてた三冠チャンピオンもそういう試合をやってた。それが全日本がもう一度上がっていくためのカギ」と当時に勝るとも劣らない極限の戦いを描いた。

 それには挑戦者・ゼウスにも同様の姿勢が求められる。1・12十三大会でKENSOとの挑戦者決定戦を制して初挑戦を決定。三冠王座はゼウスにとって「プロレスラーとしての目標」で、「絶対に三冠チャンピオンになって、全日本という大舞台の一番の男になりたい」とこちらも気合が入っている。

 そこで潮崎は2・7大阪の三冠戦を「覚悟の勝負」と定めた。全日本所属ではないゼウスだが、三冠挑戦権を得たことで全日本の戦いを担う責任が伴う。「ただのいい試合では終われないよ。この三冠戦という試合をするということは、常にその位にいないといけないということ」と説いた潮崎は、「三冠を獲りたい気持ちを見せてほしい。俺は彼の全てというのを引き出す」と意気込みを試合で実証するよう要求。「彼が普段みせないものに期待したい。みる人もそれに期待してるんじゃないかな。みる人の期待、想像を超えた試合をやりたい。だから普段みせない部分をみせてこい」とさらなる上積みを求めた。

 確かにゼウスが新たな引き出しを開けば、三冠戦にかける覚悟が潮崎、観客に届き、戦いの熱を帯びる相乗効果を生むのは間違いない。三冠戦という重い責任を背負ったからこそ、潮崎はゼウスに高いハードルを課した。

☆2/7(土)大阪・ボディメーカーコロシアム第二競技場『2015エキサイト・シリーズ「Jr.BATTLE OF GLORY」』開幕戦 17:00開始

◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合
[挑戦者]
ゼウス
(1/60)
潮崎豪
[第61代王者]
※潮崎初防衛戦


【潮崎の話】「(ゼウスとの三冠戦が迫ってきたが?)去年チャンピオン・カーニバルの後楽園(4・23)と王道トーナメントの福岡(9・20)でやってる。初めてシングルやったチャンピオン・カーニバルで俺がケガして欠場になったけど、次は立場も違うし、開幕戦のメインでベルトをかけてやる意味を考えてしっかり獲るか獲られるかの試合をやりたい。(1・12十三の)決定戦でやったような試合じゃ三冠のタイトルマッチとしての試合にならないよ。(ゼウスには)三冠を獲りたい気持ちを見せてほしい。俺は彼の全てというのを引き出すというか、お互い120%でぶつかり合う戦いをやりたいから。これぞ三冠というものをみせたいからね。自分がみてた三冠チャンピオンもそういう試合をやってた。それが全日本がもう一度上がっていくためのカギだと思うんでね。彼は全日本の選手じゃないけど、誰にも文句を言わせない試合をやらないといけない。それぐらいの覚悟を持って向かい合いたい。ただのいい試合では終われないよ。この三冠戦という試合をするということは、常にその位にいないといけないということ。その覚悟をもって向かい合いたい。だから覚悟の勝負ですよ。逆に彼が普段みせないものに期待したい。みる人もそれに期待してるんじゃないかな。みる人の期待、想像を超えた試合をやりたい。だから普段みせない部分をみせてこい」

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