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2/2【全日本】公開練習で衝突も 石井と高尾がドリフ対決によるJrリーグ決勝戦誓い合う(写真あり)

 『Jr. BATTLE OF GLORY』(7日開幕)に出場する石井慧介、高尾蒼馬が2日、神奈川・横浜市の全日本道場で練習を公開。高尾の誤爆がきっかけで野球チョップとトラースキックを打ち合って衝突した二人だが、チームドリフ対決による決勝戦を誓い合った。

 全日ジュニアのレギュラーとして定着した石井&高尾のドリフは2年連続のジュニアリーグ戦出場を果たす。この日、二人は会見に出席後、全日本道場で公開練習にも登場。石井が全日本で未公開のダブルアームDDTを披露すれば、高尾は「これでもフィニッシュを取れる。周りにそういう恐怖心、不安感を与えようかなと」とトラースキックを石井が持つミットに連発した。

 だが、目測を誤ったか故意か、高尾の右足が石井の顔面を直撃してしまった。これで熱くなった石井はお返しとばかりに得意技の一つである野球チョップを試し斬り。イチローにヒントを得たという「レーザービームチョップ」を筆頭に、「村田兆治チョップ」、「野茂英雄チョップ」などを次々に披露し、高尾をもん絶させた。が、ついに高尾も激怒し、トラースキックで応戦。連打を浴びせて石井をねじ伏せた。

 思わぬ衝突となったが、幸いにも空中分解には発展せず。普段味わう機会のないパートナーの攻撃を体感し、「この続きは決勝でやりたい」(石井)と誓い合った。「決勝が誰とか考えてなかったけど、つい熱くなってしまって。熱くなっていくうちに一瞬、決勝が見えた」と火がついた石井に対し、高尾も「(石井が)アジア獲ったのもあるし、全日本での勲章を獲りたい」と対抗意識をチラリ。全日本への思い入れも石井に負けじと強くなっており、「今は出れてますけど、いつ出れなくなるかわからない世界ですから。ずっといたいですね」と継続参戦していくためにもリーグ戦へ向けて意気込んでいた。

【公開練習後の石井&高尾】
▼石井「この続きは決勝でやりたいと思います。決勝でぶつけてやります」

――トラースキックで顔面を蹴ったが狙っていた?

▼高尾「あれは事故です。テンション上がっちゃったので」

▼石井「決勝が誰とか考えてなかったけど、つい熱くなってしまって。熱くなっていくうちに一瞬、決勝が見えた。熱くなりすぎるのはよくないんで、気を引き締めて一戦一戦頑張りたい。もしそう(決勝ドリフ対決)なったら、それはそれでDDTにとってもチームドリフになってもいいことだと思います」

――それぞれの技を食らった感想は?

▼石井「トラースキック、全然前より威力上がってて、最後みえなかったですね。だいぶダメージ受けましたよ」

▼高尾「ダブルアームDDTの予定だったのが、なぜかチョップに話が変わってきてる。チームなのであまり食らったことないけど、これは受けたくないですね。最後ちょっとイラつきが。今もイラついてますね」

――全日本で実績を残している石井選手に対抗意識もある?

▼高尾「アジア獲ったのもあるし、全日本での勲章を獲りたいですね。今は出れてますけど、いつ出れなくなるかわからない世界ですから。ずっといたいですね。どんどん全日本に対する気持ちが強くなってきました。でも(過去の試合などの)年月はいえないです」

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