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2/5【全日本】ゼウスとの三冠V1戦へ潮崎が会見 「眠ってる力をお互い引き出す戦いを」(写真あり)

 2・7大阪大会でゼウスとの初防衛戦を控える三冠ヘビー級王者・潮崎豪が5日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。防衛ロードの第一歩となる大事な一戦を前に、潮崎は「今までの三冠タイトルマッチ以上の試合をやっていく覚悟がある」との決意を口にしたうえで、「眠ってる力をお互い引き出すような戦いをしたい」と描いた。

 第61代王者・潮崎の初防衛戦となる2・7大阪・三冠戦が2日後と迫った。挑戦者はKENSOとの次期挑戦者決定戦を制したゼウス。両者はこれが3度目の一騎打ちとなる。

 昨年のチャンピオン・カーニバル、王道トーナメントで実現した過去2戦はいずれも壮絶なチョップ合戦の末、潮崎が勝利している。ゼウスといえば怪力がクローズアップされがちだが、潮崎はそれ以上に「気持ちでぶつかってくる選手だと俺は思うので、好きなタイプのレスラー。自分としては真っ向からぶつかれる」と魂を評価。一方で「相手によって凄ぇ試合になるけど、結構ムラのある選手」との印象も感じている。

 だが、2・7大阪決戦は全日本の頂点を争う三冠戦。潮崎は「三冠という舞台なんで当たり前だけど、前回以上の、俺とゼウス選手にしかできない戦いを2・7大阪で見せたい」と至宝戦にふさわしい試合を繰り広げるつもり。「まだあるでしょう。プロレスやる前にボクシングやったり、技術は彼の知らないところにあるかもしれない」とゼウスにさらなる可能性を感じるからこそ、「三冠ってまだ眠ってる力を出し合う戦いというイメージが自分の中であるんでね。俺も眠ってる力があるかもしれないし、それをお互い引き出すような戦いをしたい」と熱望した。

 ジャイアント馬場十七回忌追善興行となった1・31後楽園大会では、改めて馬場さんの偉大さを痛感。「全日本プロレス=ジャイアント馬場というのはなかなか変えることはできないですけど、そこは全日本プロレスのリングには俺がいるんで、俺は俺のプロレス道というのを突き抜けていきたい」と決意を新たにした潮崎は、何としてもゼウス戦で三冠王者に恥じない防衛ロードの第一歩を踏み出す。
※潮崎のコメントは別項に掲載します

☆2/7(土)大阪・ボディメーカーコロシアム第二競技場『2015エキサイト・シリーズ「Jr.BATTLE OF GLORY」』開幕戦 17:00開始

◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合
[挑戦者]
ゼウス
(1/60)
潮崎豪
[第61代王者]
※潮崎初防衛戦

プロ格 情報局