3/17【IGF】ワールドGPトーナメント組み合わせが決定 ミノワマンは1回戦で元英国王者トンプソンと対決「日本代表として勝つ」(写真あり)
IGFは17日、都内事務所で会見し、4・11両国大会で開幕する『IGF WORLD GPトーナメント2015』の組み合わせを発表。1回戦で元英国ヘビー級王者のオリィ・トンプソンと対戦することになったミノワマンは「日本代表として勝つ」と優勝を誓い、IGF王座獲りに近づく構えをみせた。
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「世界各地から集まった選手が世界一を決める。“昨日まで無名、明日から超有名"のリアルスターを発掘する」をコンセプトに開催される今トーナメントは8人のMMAファイターで頂点が争われる。この日、1回戦の組み合わせが「ディオン・スターリングvsヨセフ・アリ・ムハマド」、「フェルナンド・ロドリゲスJr.vsアントニー・リー」、「クリス・バーネットvsエミル・ザハリヴ」、「ミノワマンvsオリィ・トンプソン」に決定。各国から未知の強豪が集い、新スター誕生の予感も漂う。
唯一の日本人選手として出場するミノワマンは「日本代表という気持ちがとても強く、そしてこの55周年という猪木さんの記念すべき年というのも重なって、結果を出したい」と燃えている。「テーマは勝つ。それだけです。日本代表として勝つ」と言い切り、トーナメント制覇を誓った。
初戦の相手となるトンプソンはイングランド出身で185cm、93kgの大型ファイター。MMA戦績は12勝8敗(5KO)で、元UCMMA(英国)ヘビー級王者でもある。試合映像を複数みたというミノワマンは「パワフルな選手。どちらかというと寝技っぽい」との印象を抱いた。一方で「パワーを活かした一発があるので、ちょっとストライカー的にも気をつけないといけない」と一撃にも警戒を強めている。
体格差もあり、苦戦も予想されるところだが、ミノワマンはスーパーハルクトーナメント優勝を筆頭に無差別級の経験豊富。ボブ・サップ、チェ・ホンマン、ジャイアント・シルバら多くの大型ファイターを撃破した実績もある。「格闘技は力勝負だけではないので、全てを活かした、体の使い方を活かした強さをみせたい」と自信満々のミノワマンはどんな局面でもトンプソンを攻略するつもりだ。
「優勝するにはどうしたらいいのか? 勝つしかないんですよ。それだけです。余計なものはいらず勝つ。今回はシンプルなテーマです」と一戦一戦、着実に突破していく構えのミノワマンがトーナメント制覇の先に見据えるのはIGF王座獲りだ。現在同王座は第4代王者ミルコ・クロコップの返上によって空位のまま。「このトーナメントに出て優勝すればチャンピオンに近づける」と確信するミノワマンはトーナメント制覇で挑戦権をつかみ取るつもり。そのためにもまずは1回戦のトンプソン突破に全てをかける。
※ミノワマンのコメントは別項に掲載します
☆『IGF WORLD GPトーナメント2015』
▼1回戦(4・11両国)
ディオン・スターリングvsヨセフ・アリ・ムハマド
フェルナンド・ロドリゲスJr.vsアントニー・リー
クリス・バーネットvsエミル・ザハリヴ
ミノワマンvsオリィ・トンプソン
▼準決勝(8・29両国)
「スターリングvsムハマド」の勝者vs「ロドリゲスJr.vsリー」の勝者
「バーネットvsザハリヴ」の勝者vs「ミノワマンvsトンプソン」の勝者
▼決勝戦(12・31両国)
準決勝の勝者vs準決勝の勝者
☆オリィ・トンプソン(Oli Thompson)
▼国籍
イングランド・ホウヴ出身
▼誕生日
1980年1月2日生
▼身長
185cm
▼体重
93kg
▼所属
ZT Fight Skool
▼MMA戦績
12勝8敗5KO(TKO)勝利
※元UCMMA(英国)ヘビー級チャンピオン
☆エミル・ザハリヴ(Emil Zzahariev)
▼国籍
ブルガリア・リセ出身
▼誕生日
1988年4月1日生
▼身長
180cm
▼体重
117kg
▼所属
CBA RESPECT
▼MMA戦績
22勝5敗7KO(TKO)勝利
