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5/1【全日本】秋山とのアジアタッグ獲りへ SUSHIが自力勝利誓って解禁ブルーサンダーに磨き(写真あり)

 5・6後楽園大会で秋山準と組んでのアジアタッグ王座挑戦が決まったSUSHIが1日、神奈川・横浜市の全日本道場で練習を公開。解禁を許可された秋山直伝のブルーサンダーに磨きをかけるべく腹筋強化に着手中のSUSHIは「何が何でも自分が獲らないといけない」と自力勝利による最古のベルト獲りを誓った。

 当初、SUSHIは曙との“曙寿司"でアジアタッグ挑戦に乗り出すつもりだったが、5・21後楽園大会で三冠王座挑戦が決まった曙は「三冠獲りに集中したい」とやんわり拒否。それでも最古のベルト挑戦をあきらめないSUSHIは秋山と組んでの挑戦を決め、本人に直談判。秋山も「俺が獲っても意味がない。お前が獲れ」との条件付きで快諾し、5・6後楽園大会で王者組・金丸義信&ウルティモ・ドラゴンへの挑戦が決まった。

 秋山の叱咤に当然「何が何でも自分が獲らないといけない」と応えるつもりでいる。そこでSUSHIはブルーサンダーの解禁を宣言した。ブルーサンダーはもともと秋山が若手時代に得意とした技。相手のバックに回り、バックドロップの状態で持ち上げ、旋回しながら前方に叩きつけるものだ。秋山から伝授されたSUSHIは「SUSHIさんだ」の名で使用したこともあったが、短期間で秋山から使用禁止令が出て封印していた。

 今回のアジアタッグ挑戦に際し、秋山本人から解禁の許可も得た。「伝授していただいた技で獲ることによって秋山さんへの恩返しになる」と言い切ったSUSHIは、ブルーサンダーで金丸、ウルティモのいずれかから自力勝利をつかむ構え。そのために現在、背筋強化に着手しており、「使用禁止になった時よりは全然いいとは思います」と良化を実感。秋山による最終チェックも受ける予定で、何としても本番前に完成形へと近づけるつもりだ。

 王者組の金丸とウルティモはいずれも経験豊富な試合巧者。SUSHIにとって分が悪い感は否めない。それでもSUSHIは突然の挑戦要請を快諾してくれた秋山の恩に報いるためにも、解禁となるブルーサンダーで勝利を手繰り寄せる。

【公開練習におけるSUSHI】
▼SUSHI「このブルーサンダーというのは以前、秋山さんから伝授していただいた技で一度使用したんですけど、自分の未熟さで一回使用禁止になりました。どうしても今度のアジアタッグ戦ではそれをフィニッシュとして使いたいので、今、背筋強化をしながら精度を高めていっている最中です。今度の6日の後楽園ホール、秋山さんとのアジアタッグ戦で秋山さんから伝授していただいたブルーサンダーを使って自分が勝ちたいと思います」

――挑戦が決まってブルーサンダーを使いたいという気持ちになった?

▼SUSHI「秋山さんにお願いに行った時点で、伝授していただいた技で獲ることによって秋山さんへの恩返しになると思いますし、元々フィニッシュとして使える技なんで、どうしてもフィニッシュとして使いたいと思いました」

――秋山には伝えた?

▼SUSHI「はい。秋山さんから使用禁止命令が出てたんで、解いてもらうためにもご連絡して、自分はこういう理由でアジアタッグ戦のフィニッシュとして使いたいのでということはお伝えしました」

――秋山の反応は?

▼SUSHI「使っていいから、その代わり頑張れということを言っていただいて」

――王者組の印象は?

▼SUSHI「やっぱり二人とも凄くうまい選手なんで、印象としては強いというよりうまいなという印象ですね」

――背筋練習の手応えは?

▼SUSHI「使用禁止になった時よりは全然いいとは思いますけど、まだ6日まで時間がありますので、そこまで完璧にできるように、アジアタッグ戦の前に秋山さんにもみていただきたいと思います。体もスムーズに伝達できるようになったというか、そういうのは感じてます」

――自分の力で獲りたい?

▼SUSHI「この前、秋山さんにお願いした時にも言われたんですけど、秋山さんが獲っても意味がない。お前が獲らないと意味がないんだよと言われまして、何が何でも自分が獲らないといけないと思っています。今回、秋山さんに自分のわがままで言い出したアジアタッグ戦、お願いしにいって快く承諾していただきまして、今回何としても結果を出して、受けていただいた秋山さんにちょっとでも恩返しができるように頑張りますので、よろしくお願いいたします」

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