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5/29【WWE】日本公演に向けたイタミ・ヒデオ会見の模様(前編/写真あり)

 29日に行われたWWE日本公演に向けたイタミ・ヒデオの会見の模様は以下の通り。

【会見の模様】
――WWE入りしてから今までの率直な感想は?

▼ヒデオ「この1年、色んなことがあって、自分の中での浮き沈みも激しかった。良い時もあれば悪い時もあって。色んなものを模索し続けてきた1年だったと思います。今こうして怪我をしてしまったというのもあって、振り返れば結果として決して良かったとは言えない1年だったと思います」

――レッスルマニア出場を改めて振り返って?

▼ヒデオ「あれだけの規模の観衆の前でやるってことが初めての経験でしたし、いつかあのステージに立ちたいと思ってアメリカに行った中で、今年のレッスルマニアに関われたことは大きな出来事でした。そういう部分でも、『これからさらに…』っていうところでしたので、どうしても怪我が悔やまれる部分でもあるんですが…。でもやっぱりあの時間は特別なものでした」

――NXTデビューにあたってウィリアム・リーガルらからアドバイスは受けた?

▼ヒデオ「最初『自分のスタイルは何なのか』という部分を模索してたところはありました。自分を見失ってた時期があったんですが、そんな中でリーガルから『お前はお前でいいんだ』と気遣ってもらえましたし、HHHから『お前はお前だ。もしお前が遠くに行ってしまったら、俺が引き戻してやるから、お前はお前らしくやればいい』と言ってもらえた時には、凄く励みにもなりました」

――イタミ・ヒデオというリングネームについて?

▼ヒデオ「自分の中では“ヒデオ"って呼ばれることに今では違和感はないですし、アメリカのオーディエンスも対応力の早さというか。名前が変わってからすぐに『ヒデオ、ヒデオ』と言ってくれましたし。だから自分の中ではしっくりきてます」

――怪我の具合は?

▼ヒデオ「手術をしたので、動かすとまだ痛い段階。稼働域が全然ないので、そこを動かせるように少しずつリハビリしていってます」

――具体的な症状と全治は?

▼ヒデオ「脱きゅうしてしまって、その際に中の骨が欠けたりしていて手術しました。完治はハッキリまだ分からないですけど、なるべく早く戻りたいとは思ってます。今は治すことが何よりの手短な目標です」

――NXTであらゆる育成プログラムをこなしてきたと思うが、パフォーマンスセンターに通うなどの生活も慣れた?

▼ヒデオ「そうですね。NXTは練習時間だったりが凄く管理されてるし、パフォーマンスセンターは凄い施設。最高の環境。ただ、“プロモ"の時間とかは日本では無いものだったので慣れるまでに時間はかかりました」

――日米での一番の違いは?

▼ヒデオ「一言で言うのは難しいんですけど、一番感じたのは“テレビ番組である"ということ。世界じゅうに配信していますから」

――ベイラーやオーエンズといった切磋琢磨できる仲間がいるが?

▼ヒデオ「ほぼ同時期にパフォーマンスセンターに入って、その中で僕が最初にデビューして、その後にフィン、オーエンズ。そしてあっという間に先を越された感覚はもちろんあるんで。ただ、自分もレッスルマニアに出て『さあ、ここから逆転したい』と思った矢先だったので、この怪我は悔やまれますけど、復帰したら必ず逆転したいと思うし、チャンピオンシップに絡んでいってNXTのチャンピオンになりたい。それが課題ですね」

――オーエンズがPPVに出たりとNXT自体も注目されているが、NXTを大きくしていくことにどう貢献していきたい?

▼ヒデオ「NXTは今、フロリダだけじゃなくて、フロリダ以外の州にも出て行って、凄い盛り上がりなんですよね。NXTを待ってくれている人たちが多くなっているのを凄く感じるし、RAWの収録中にもNXTのチャント(※観客のコール)があったりと注目している人たちも多くなってきてる。そうして新しい歴史を作ってる今、少しでも何かを担えるってことにはやりがいを感じてる。これからさらに大きくなってくと思うし、その中でも自分の居場所をしっかり見つけて、中心選手にならないといけないし、なっていきたいと思います」

※後編に続きます

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