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6/3【全日本】「俺に勝つのも三冠獲るのも無理だ」 キャプテンフォールマッチへ諏訪魔が“宮原イジメ"を予告、佐藤は世界ジュニア王者・鼓太郎に照準(写真あり)

 Evolution・諏訪魔、青木篤志、佐藤光留が3日、取材を受け、6・4後楽園大会で組まれたXceed・潮崎豪&宮原健斗&鈴木鼓太郎とのキャプテンフォールマッチについて言及。諏訪魔とのキャプテン対決を制した先に三冠王座挑戦を描く宮原に対し、諏訪魔は「まず俺に勝つのは無理だ。三冠獲るのも無理だし、ましてや全日本のトップなんて絶対無理」と断言。「あいつがレスラーを続けるのが嫌になるぐらい、そこまで追い込まなきゃいけない」と“宮原イジメ"を予告した。

 Xceedとの全面対決を控えるEvolutionは5・31大阪大会『ファン感謝デー』で武装化を初お披露目。「上出来! その言葉に尽きる」と申し分ない手応えを得た諏訪魔は、「ファン感謝デー限定みたいに勘違いされてるとこがあるけど違うよ。これからもド派手にぶっ放してEvolutionここにありをみせつけていくよ」と宣言。6・4後楽園大会で東京初披露を敢行するつもりだ。

 キャプテンフォールマッチでは諏訪魔、宮原がそれぞれキャプテンとなり、両者の遺恨決着が最大のテーマとなる。5・31大阪大会でゼウス&ボディガーを退け、潮崎と保持する世界タッグ王座初防衛に成功した宮原は上り調子そのもの。「僕のイメージの中では最高峰のベルト、少し見えかかってる部分がある」と打倒・諏訪魔の先に三冠ベルト再挑戦を見据えている。

 確かに宮原は勢いに乗っているが、「言葉とプロレスが伴わなきゃいけないんだけど、この間の青木戦をみる限りではまだズレてる」と諏訪魔にはさほど響いていない。「まず俺に勝つのは無理だ。三冠獲るのも無理だし、ましてや全日本のトップなんて絶対無理だよ」と断言し、「あまり期待されてないってことをわからせてやるしかないな」と宮原潰しに乗り出す構えをみせた。

 「出てきたものを潰すのが俺の役目であり、散々やられてきたことはやり返す。あいつの師匠は佐々木健介だろ。俺がやられてきたことをやってやるよ」。諏訪魔はそう宣言した。かつて諏訪魔は若手時代、宮原の師匠である佐々木健介によってアゴを破壊されるなど、肉体的にも精神的にも徹底的に叩きのめされた。引退の2文字もちらついたほどのつらい過去を乗り越えて今があるが、諏訪魔は「肉体的な潰すだけじゃないよ。プロレスラーとしてのプライドを傷つけるような器量の差も叩き込まなきゃいけない。あいつがレスラーを続けるのが嫌になるぐらい、そこまで追い込まなきゃいけない」と当時の思いを宮原にも味わわせるつもり。「キャプテンフォール、この試合も泣かしてやろうかなと思う」と“宮原イジメ"を予告した。

 一方、佐藤は世界ジュニア王者・鼓太郎の首に照準を絞った。敬愛する諏訪魔から「佐藤にベルトを巻かせる会」を設立してもらった以上、その期待に応えるのが男というもの。「みんなあの人(鼓太郎)にイライラしてる。青木さんはベルトのアレがあるし、僕はリーグ戦で負けてるし、諏訪魔さんは生理的に受け付けない。諏訪魔さんの言葉を借りれば、これは痛めつける」とEvolutionを代表して鼓太郎狩りに乗り出す構えをみせた佐藤は、「ベルトを巻かせる会は言うたらベルト巻いたら終わっちゃうでしょ。これはベルトを巻いた佐藤を祝う会に変えましょう」と提案。世界ジュニア奪取、青木とのアジアタッグ戴冠を果たし、全日本の公式スポンサーである神戸シーバスの協力を得ての船上パーティー開催を描いていた。
※Evolutionのコメントは別項に掲載します

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