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6/10【IGF】合体技にも意欲 青木真也が初のタッグマッチで澤田とタッグ、藤田&カシンと対戦 6・27名古屋『GENOME34』(写真あり)

 IGFは10日、6・27名古屋大会『GENOME34』で「藤田和之&ケンドー・カシンvs澤田敦士&青木真也」のスペシャルタッグマッチを行うと発表した。

 青木は先月22日にシンガポールで行われたアジア最大級のMMA大会『ONE FC WARRIOR'S QUEST』で安藤晃司との日本人対決を制し、ONE FC世界ライト級王座2度目の防衛に成功したばかり。この日、都内IGF道場で澤田とともに会見した青木は「海外でMMA、国内ではIGFでやるっていうのは、なかなかできることじゃない。自分しかできないことをやらせてもらえてるな、という充実感はあります」と改めて話した。

 今回はプロレス2戦目で初のタッグマッチに臨む。「タッグは昔から観てきたものですし、単純に楽しみだなという気持ちが強い」と胸を高鳴らせた。2月のプロレスデビュー戦で敗れているカシンと今度はタッグで対戦するが「まだまだ(カシンと)差はあると思うんですが、全力でぶつかってひっくり返したい」と意気込み、初対決となる藤田については「ファンの頃から観てきた選手なので、立ち会えるとは思ってなかった。そういう意味で凄く貴重な試合だと思います」と話した。

 パートナーは澤田。大学柔道時代からの旧知の仲だが「僕の知ってる澤田敦士はもっと純粋で、まっすぐで、泥臭いファイトをしてたんですけど…今はご意見番を気取りまして、どうも上からな発言が多くて…(笑) どこへ行っても『澤田はいかがなものか』という評判なわけですが…そんなものを払しょくできるような試合になればいいんじゃないかと思ってます」と苦笑しながら“相棒"に期待を寄せた。

 一方の澤田は「確かにツイッターをやっててもフォロワーは増えずにブロックばっかり増える…」とボヤき「6〜7年前の全日本柔道選手権で久々に彼(青木)に会った時はシカトされてね。その時彼はPRIDEとかで有名になってきた時だから『この野郎!』と内心思いましたけど、そんな彼とこうして組めるようになったのは光栄ですよ、ハイ…」と若干ひねくれた感想を披露。とはいえ「青木真也の心については、柔道時代からの繋がりがあるんで大丈夫だと思ってる。連係もいけるでしょう。合体技もおいおい考えていきたい」と合体技の開発にも意欲をみせた。

 また、対戦相手については「カシンは百戦錬磨なんで、そこは青木真也のグラウンドテクニックで翻ろうしてもらいたい」としつつも「カシンのボディペイント(※永田裕志やサイモン猪木シリーズ)は危ないよね。あれで精神的にイかれるからね」と妙な警戒点を挙げた。全日本の諏訪魔と悶着あった藤田については「ま、野獣も諏訪魔なんか見てないで、こっち向かせないと。客も話題もない全日本なんて見てたって仕方ないでしょ」とチクリ。“毒ガス噴射"も忘れなかった。


☆6/27(土)愛知県体育館(名古屋)『アントニオ猪木デビュー55周年ツアー GENOME34』17:00開場、18:00開始

▼オープニングファイト/IGFルールマッチ オープンウェイト
パーキ
(5分2R)
宿輪幸治

▼オープニングファイト/IGFルールマッチ オープンウェイト
ソン・ギュホ
(5分2R)
ソルジャーボーイ一樹

▼GENOMEスペシャルタッグマッチ
青木真也
澤田敦士
vs
ケンドー・カシン
藤田和之

プロ格 情報局