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6/25【全日本】鼓太郎V3戦で「最強の挑戦者」迎撃、金丸は1年7ヶ月ぶり2度目の戴冠に自信 7・8世界ジュニア戦会見(写真あり)

 7・8後楽園大会で世界ジュニアヘビー級選手権試合が決まった王者・鈴木鼓太郎、挑戦者・金丸義信が25日、神奈川・横浜市の全日本事務所における発表会見に出席。3度目の防衛戦となる鼓太郎が「最強の挑戦者」と警戒すれば、金丸は「やるからには一発で獲りにいく自信はある」と1年7ヶ月ぶり2度目の戴冠を確信するように言い切った。

 6・21札幌大会で鼓太郎は佐藤光留を激闘の末に退け、世界ジュニア2度目の防衛に成功。その試合後に現れた金丸が次期挑戦者に名乗りを上げ、7・8後楽園大会でのタイトルマッチが決まった。

 金丸は昨年6・28札幌大会で第37代王者・青木篤志に挑んで以来1年ぶりの挑戦。勝てば2013年12月に第35代王者から陥落以来、2度目の戴冠となる。「安定した強さはありますし、試合運びもうまい」と王者を評した金丸は、鼓太郎のエルボーを警戒した。

 一方でノア時代から何度も対戦し、手の内を知り尽くしているとあって不安はない。久々にベルト挑戦に名乗りを上げたのも絶対の自信があるからこそ。「一発で獲らなきゃいけないと思ってる。周りを見て自分かな」との自負もあり、「やるからには一発で獲りにいく自信はあります」と言い切ってみせた。

 一方、鼓太郎にとっても金丸を挑戦者に迎え撃っての防衛戦は戴冠時からの念願だった。自らのタイトルマッチで結果と内容を同時に残すことによって全日ジュニアを引っ張る覚悟の王者は「守護神・金丸義信復活は確実に必要」と金丸の挑戦を歓迎した。

 だが、裏を返せば難敵を迎え撃つ試練の一番といえる。「今回は自分の中で最強の挑戦者」と気を引き締めた鼓太郎は、「注意すべきはタッチアウト、垂直落下式ブレーンバスター。自分の中ではラリアット、そこから始まるラッシュに気をつけたい」と警戒。金丸とベルトをかけて戦うのは2013年11月以来で、前回は金丸の軍門に下っている。今年2月のジュニアリーグ公式戦でも金丸に苦杯をなめており、「そのリベンジをしてしっかりした形で勝ちたい」とV3を誓っていた。

【会見における鼓太郎、金丸】
▼金丸「しばらくシングルのタイトルマッチ遠ざかってるので、そろそろ自分が獲りにいこうかなと思い、札幌でリングに上がってアピールしました」

▼鼓太郎「3度目の防衛戦ということで、前回2回の相手も強かったんですが、今回は自分の中で最強の挑戦者。注意すべきはタッチアウト、垂直落下式ブレーンバスター。自分の中ではラリアット、そこから始まるラッシュに気をつけたいと思います」

――このタイミングで名乗りを上げたのは自信があるから?

▼金丸「やるからには一発で獲りにいく自信はありますし、一発で獲らなきゃいけないと思ってる。周りを見て自分かなと思いました」

――王者・鼓太郎選手の印象は?

▼金丸「安定した強さはありますし、試合運びもうまい。でも何年も一緒にやってきて、試合見てるんでね。別に言うことはないですね」

――鼓太郎選手としては金丸選手の挑戦は待ち望んでいたことだが?

▼鼓太郎「僕がベルトを獲った時から言ってきた守護神・金丸義信復活は確実に必要だと思います。金丸さんも言ってましたけど、僕がデビューしてからずっと14年間一緒にやってきてるので。試合の流れを変えるのが非常にうまいですね。その起点になるのが僕はラリアットかなと思ってます」

――鼓太郎選手の警戒点は?

▼金丸「一発一発、エルボーも重いんでね。そのへんを気をつけていきたいかなと思いますね」

――2度目の世界ジュニア戴冠を果たしたら、どんな王者像を描いていきたい?

▼金丸「どこまで防衛できるかというか、やはりベルトは獲ってから。それは獲ってから今までの経験を生かした防衛戦にしていきたいと思ってます」

――結果はもちろん内容にもこだわる?

▼鼓太郎「そこは常に自分のスタイルがある。前回逆の立場でやって負けてるし、ジュニアのリーグ戦も大阪で負けてるんで、そのリベンジをしてしっかりした形で勝ちたいと思います」

――アジアタッグ王者の金丸選手を破れば、アジア挑戦も見えてくるかもしれないが?

▼鼓太郎「それは全て勝ってからの話ですね。今回の防衛戦に集中します」

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