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7/17【NOAH】思惑は千差万別…ジュニアリーグ戦開幕直前会見で10選手が意気込み語る(写真あり)

 いよいよあす(18日)の後楽園大会から開幕する『グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦』直前会見が17日、都内ノア事務所で開かれ、参加14選手中10選手が出席。それぞれがリーグ戦にかける思いを語った。

 Aブロックのエル・デスペラード、小川良成、BブロックのTAKAみちのく、平柳玄藩の4選手は所用(※玄藩はバカンス?とのこと)欠席となったものの、会見場には10選手が勢ぞろい。TAKA&デスペラードはVTRでメッセージを寄せ、TAKAは改めて同リーグ戦を“鈴木軍ジュニア最強決定リーグ戦"と位置付けたうえで、デスペラードとの鈴木軍決勝対決を宣言。「そしてどっちが強いほうが、現在の王様・タイチに挑戦して、ノアジュニア最高峰(笑)の戦いを見せるよ」とせせら笑った。

 これに対してノア勢もそろって“優勝→タイチからのGHCジュニア奪回"をそれぞれ見据えたほか、新日本の田中翔も「鈴木軍にはずっと理不尽な仕打ちを受けてきたんですけど、その仕返しをする時間もなく、ノアに逃げられた」と鈴木軍ジュニア勢への報復を宣言した。

 一方で、それぞれが思い描く“決勝対決"は千差万別だった。まずは原田大輔が7・1後楽園大会で敗れているライバル・小峠篤司を指名。対する小峠は「誰…っていうのは無いんですけど、振られてる以上は“やりたい"とかではなくて、原田大輔には勝ちます」と交わしながら返答し、「とにかく明日の初戦で一番勝ちたかった相手にリベンジしたい。初戦さえ勝ち上がれば、間違いなく優勝できる」と初戦の石森太二戦に重きを置いた。

 拳王は「大原はじめ以外」と“超危暴軍決勝対決"を避けたい構えを示したが、大原は「拳王選手は確実に勝ち上がってくると思うので、僕が何とかBブロック勝ち上がれば、おのずと決勝は拳王vs大原はじめになる」と予見。ちなみに“ルチャドール"ぞろいとなったBブロックに入った大原は「自分は日本での試合の経験がないままCMLLでのレギュラーになりました。メキシコ生まれ、メキシコ育ちの和製ルチャドール。普段とは一味違った大原はじめを出して、ムイビエンな結果につなげたい」と意気込んだ。

 優勝候補の一角である石森も、初戦の小峠戦に全力集中を強調したものの、「シングルで一度もやったことのない小川さん」との決勝対決を希望。ベンガラとクレイジーのメキシカン勢も小川との決勝対決を見据えた。なお、正体不明のAAA・ベンガラは「みんな僕のことを知らないかもしれないけど、僕はみんなのことを良く知っている。明日になれば僕が誰か分かるはず」とどこか聞き覚えのある声で語った。

 このほかザックは小峠との決勝対決を見据え、熊野は地元・広島のGHCジュニアタッグ王座戦で敗れているTAKAへの決勝リベンジを希望。田中は先日のSEM川崎大会で敗れている石森、小峠へのリベンジを望んだ。ともあれ、6年ぶりに復活するノアジュニアのシングルリーグ戦まで待ったなし。それぞれの思惑を胸に、ジュニア勢の熱闘が方舟の夏を熱く染め上げる。

※会見における各選手の詳細コメントは容量の都合上、別項に掲載いたします

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