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8/6【NOAH】「寒いマイクも終わり」9・19大阪へ原田がタイチに追放宣告 タッグリーグ戦へも「考えある」(写真あり)

 ジュニアリーグ戦を制覇した原田大輔が6日、都内事務所で優勝一夜明け会見。9・19大阪大会でのジュニア王座戦も正式決定し、改めて王者・タイチら鈴木軍ジュニアの追放を宣言したほか、ジュニアタッグリーグ戦に向けても「考えていることがある」と意味深に予告した。

 ライバル・小峠篤司との優勝決定戦を制してジュニアリーグ戦を制覇。9・19大阪大会でタイチのジュニア王座に挑戦することも早速正式決定し、原田は「(小峠と)2人で決勝戦を戦えて良かった。ただ、優勝して喜びに浸るヒマも無いので、9月の大阪に向けて全速力で突っ走りたい」と勝って兜の緒を締め直した。

 ジュニアリーグ戦では原田がエル・デスペラード、小峠がTAKAみちのくの決勝進出をそれぞれ阻止。次は優勝した原田が、いよいよタイチの首も獲りにいく。

 原田は6・13広島大会でタイチに挑戦したものの、セコンド勢の介入を許して敗退。あれからわずか3カ月で再挑戦にこぎつけたが、前回の教訓を生かして自陣のセコンドを一層強化する構え。「(タイチの)レスリング技術に関しては何も思わないし、負けてるとは思ってない。6月に一度負けてしまったのもセコンドとか凶器に対する対応が出来てなかった自分が悪いだけ。今回は玄藩さんだけじゃなくて、他のメンバーにも僕からお願いして、クリーンな試合をできるように排除してもらいたい。1対1の状況をいち早く作って試合を終わらせたい」と話した。

 杉浦貴とのGHC防衛戦を行う鈴木軍のボス・鈴木みのるは、9・19大阪大会を“鈴木軍vsノア 最終決戦"の舞台に指定。ボスに呼応したタイチも“鈴木軍ジュニアvsノアジュニア"も大阪で最後とする構えを示した。

 ならば逆に勝って“追放"する。「ベルトも無くなれば、あいつらもやることも無いと思いますし。これ以上、ノアのファンのみんなも鈴木軍をノアでは見たくないと思うので。僕たちが大阪で勝って追放します」と原田は言い切った。前回王座戦同様、タイチは再び原田を“浅子覚"呼ばわりしてきたが「ボキャブラリーが無さすぎる。もう飽きてますし、昨日も言いましたけど、大阪人相手にボケが面白くなさすぎる。“天丼"(※お笑い用語で同じことを2度3度かぶせること)も度が過ぎると面白くない。まぁ、その寒いマイクも含めて9月で終わり」と話した。

 一方で、9月にはジュニアタッグリーグ戦もスタンバイ。原田は「パートナーですよね。考えていることは…あります」と意味深に予告した。「正式に決まったら改めて言いたいので、しばらく待っていてください」と内容についてはひとまず口をつぐんだものの、「前回チャンピオンだった時も『ノアジュニアの黄金時代を』と言って完成できないまま終わってしまっているので、シングルのベルトを獲って、ジュニアタッグリーグも優勝して、そこからもう一度(ノアジュニア黄金時代を)創っていきたい」。鈴木軍との決着と、ノアジュニア新世界の再構築。原田が今秋、終わりと始まりの一挙両得を狙う。

※会見における原田の詳細コメントは容量の都合上、別項に掲載いたします

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