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9/5【全日本】王道Tは「ジュニアがヘビーに負けないと証明する舞台」 鼓太郎が2年ぶり潮崎戦実現を視野に初戦・青木突破誓う(写真あり)

 『第3回王道トーナメント〜2015オープン選手権〜』(9月10日開幕)に出場する世界ジュニアヘビー級王者・鈴木鼓太郎が「青木を破って、もう一度潮崎と試合したい」と第1回大会の1回戦以来となる潮崎豪とのシングル対決実現を描いた。

 3年連続出場となる鼓太郎は今年、世界ジュニア王者として王道トーナメントに臨む。無差別級の今大会におけるテーマを鼓太郎は「ジュニアがヘビーに負けないと証明する舞台」と設定。対ヘビー級が実現する可能性の高いトーナメントにおいてジュニアの存在感をしっかり示すことを王者の責務とする覚悟だ。

 そこで鼓太郎が見据えているのは潮崎とのXceed対決だ。両者は2013年の第1回大会の1回戦で対決。ともに1回戦を勝ち上がれば2回戦で2年ぶりに実現することになる。「この間の世界タッグをみて、あいつのチョップを久々に受けてみたい気持ちになった」という鼓太郎は、1回戦で秋山準との雪辱戦に臨む潮崎に対し、「あいつはここで勝たないと絶対ダメだ。シングルで負けた借りはシングルで返さないと返したことにならない」と必勝エールを送った。

 鼓太郎自身もその前に高い関門が待ち受ける。9・12大阪大会での1回戦の相手は青木篤志。世界ジュニア初戴冠を果たした3・27後楽園大会以来の再戦が無差別級の舞台で実現することになる。前回は全日ジュニアの真髄をみせつける大熱戦となったが、それを上回る戦いが期待されるところ。「組み合わせは抽選でないわけで、自分と青木を初戦に持ってきたということは会社が自信を持って送り出せるカードであり、集客できるカードということ」と判断している鼓太郎も、「やるたびに超えていかないといけないしね。自信もあるし。次は大阪ですからね。大阪の人たちにもこの戦いを見てもらいたい」とハードル超えに自信満々。「強敵ですけどあいつの実力は俺が一番わかってる。その青木を破って、もう一度潮崎と試合したい」と初戦突破を誓った。

 「ジュニアがヘビーに負けないと証明する」のは直接対決で勝利するだけではない。鼓太郎は宿敵・青木との戦いでヘビーを超える全日ジュニアの存在感を示し、潮崎とのXceed対決に駒を進める。

【鼓太郎の話】
――王道トーナメントではヘビー級へのチャレンジがテーマの一つになる?

▼鼓太郎「チャレンジというかジュニアがヘビーに負けないと証明する舞台と考えてますね」

――1回戦では3月の世界ジュニア戦以来の再戦となる青木戦になるが?

▼鼓太郎「会見でも言いましたけどヘビー級とジュニアが当たるこのトーナメント、組み合わせは抽選でないわけで、自分と青木を初戦に持ってきたということは会社が自信を持って送り出せるカードであり、集客できるカードということじゃないですか。それをしっかり頭に入れて青木を倒す。それに勝って王道トーナメントの醍醐味(対ヘビー級)にたどり着くのかなと。その次が潮崎と秋山さんの勝者ですからね。正直あいつはここで勝たないと絶対ダメだ。シングルで負けた借りはシングルで返さないと返したことにならない。この間の世界タッグをみて、あいつのチョップを久々に受けてみたい気持ちになった。第1回の1回戦であいつと当たって以来なんでね。その前にしっかり青木に勝つ。強敵ですけどあいつの実力は俺が一番わかってる。その青木を破って、もう一度潮崎と試合したいと思ってますよ。青木はひと筋縄でいかないんで、今はそこに集中したい」

――青木戦は前回のタイトルマッチでハードルが上がったが、それを超える戦いが期待されるが?

▼鼓太郎「もちろんそうですよ。やるたびに超えていかないといけないしね。自信もあるし。次は大阪ですからね。大阪の人たちにもこの戦いを見てもらいたいというのがありますね」

――決勝で戦いたい相手は?

▼鼓太郎「そこにたどり着くのは並大抵じゃない。やれるなら健斗とやってみたい。シングルやったのはあいつがジュニアでやってた時のノアのジュニアリーグ戦。まだあいつも細くて評価を受けてない時代でしたからね。改めてシングルやってみたい気持ちがありますね。その前に青木篤志ですよ。そこまでたどり着くのは苦行にでしょうけど、やってみたい気持ちがありますね」

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