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10/2【全日本】Jr.タッグリーグ戦へ青木の詳細コメント

 2日、神奈川・横浜市の全日本事務所での取材における青木篤志の詳細コメントは以下の通り。

【青木の話】
――ジュニアタッグリーグ戦で佐藤と組んで連覇を狙う立場だが?

▼青木「前年度覇者というのもあるんでね、ウチらは。自分でも優勝候補の本命だと思ってるからさ」

――連覇は当たり前と?

▼青木「当たり前だね。もちろん俺は優勝するつもりしかないし、佐藤光留のコメントを読んでも意味のわからないやる気だけは伝わってるからいいのかなと。書いてある通り、仲良く何しようぜ、どうしていこうぜというのはあんまりない。正直言うと試合のことを話すことも一切なくて、昔の格闘技だったり、全然関係のない話をしてるわけで。この間も骨法の話で大盛り上がりになる、わけのわからないチームだから(苦笑)」

――それでも個々の実力で問題ないと?

▼青木「お互い負けたくないし、一応チームだけどライバルというのは組んだ時から変わってないから。何よりもこのコメントを読む限り、佐藤光留の主張なのか何なのかわからないけど、全日本プロレスというワードが多いんだよね。彼は全日本プロレスで戦うことに意義を感じてるんだと思う。それは俺も同じ。全日本プロレスあっての俺だから。そういうのも含めて勝たないといけない。俺から言わせれば今回5チームが出て、二丁拳銃と南野&卍丸は別として、アジアタッグ王者と世界ジュニア王者と赤いベルト王者が出てるにもかかわらず、ウチらに期待が結構かかってるというのが不思議なもので。普通ならベルト持ってる方が有利だろうと思われるけど、なぜかウチらはそうではないみたいだから」

――それは試合内容なり自己主張なりが支持されている裏返しかもしれない

▼青木「本当はベルトを持ってる人間が強いわけだから、実力的にはウチらが弱いとなるかもしれないけど、優勝にかける意気込みというのは負けてないと思うし。とにかく俺らは何でも噛みついちゃうタイプだから逆にベルトを持ってない方がいいのかもしれないね。好き放題できるし。しかも今回はタッグリーグだからタイトルマッチでもないしね。いろんなチームと総当たりでやるわけだから、自分らしさを出せる最高の状態なんじゃないかなと」

――これで連覇を果たせばベルト抜きに全日ジュニアナンバー1タッグを証明することになるが?

▼青木「もちろん全日本においてジュニアヘビー級、なんだかんだいって人数少ない割にはちゃんとしたタッグチームでやってるわけで、それを制する者が全日本プロレスのジュニアのトップになるわけだから負けていられないよね。ましてや二丁拳銃、南野&卍丸、他の団体の人間にさらわれるのはやっちゃいけないことだし。それは全日本の他のチームも意識してもらわないと困る。鼓太郎&中島なんか基本的に自分のことしか考えないタイプだけど、そうじゃないからな。あんなのに任せていられないから」

――最終戦で二丁拳銃と当たるが、事実上の優勝戦と言ってもいいカードになるかもしれない

▼青木「俺らがそこまで持っていかないといけないし、会社からのプレッシャーだと思ってるよ。あいつらにだけは勝ちたいよね」

――二丁拳銃の印象は?

▼青木「正直言っていい? 二人が戦ってるのみたことないんだ。木高選手は何回か試合したことあるんだけど、宮本選手はないし、宮本選手の試合をじっくりみたこともない。自分は基本的に研究したりしないタイプなんで」

――ではリーグ戦中も彼らの試合をみない?

▼青木「それはみたいかな。リーグ戦は気になる。どんなパターンがあるのか、どのへんを気をつけないといけないのかはみておきたい。始まる前にみちゃうと脳みそが凝り固まっちゃうから」

――当然、二丁拳銃との対戦は楽しみ?

▼青木「楽しみだね。南野&卍丸も楽しみだし。この間の後楽園は南野が妙に楽しそうだったのが印象的だった。KENSOのとこを出て好きなようにやろうというのがみえたんでね」

――今年は優勝決定戦がなく、最高得点チームが優勝チームとなるだけに1敗が命取りとなりかねない状況になるが?

▼青木「全5チームで4試合しかないんでしょ。1敗なり何なりというのが響いてくる大会になるんでね。こればっかりは全勝狙いじゃないと意味がない。もともと優勝狙うには全勝しかないんだけど。今回はよかったよ。リーグ戦なのに優勝決定戦がなくなってくれて。じゃあ今まで何のためにリーグ戦やってたのって。クライマックスシリーズよりもタチ悪いから。今までリーグ戦1位、2位で優勝決定戦やらなきゃいけないのか謎だった。今回はシビアな大会になるわけだから、よけいに1試合1試合を集中して、勝つのを一番の目標にしないとダメだ。勝ちに対するどん欲さというのが今回のリーグ戦は一番重要で、長いリーグ戦で勝つしかない。全部を勝たないといけない。これで優勝したら文句は言わさないね。さぁ、青木篤志自身のために優勝するかな。佐藤光留は別に…」

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