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10/5【NOAH】会見における小峠、原田の詳細コメント

 5日に都内ノア事務所で会見した小峠篤司、原田大輔の詳細コメントは以下の通り。

【会見の模様】

――王座奪回から一夜明けて?

▼小峠「凄いハードな試合になりましたね。満身創痍といいますか。無傷でいれて良かったなというか。相方を信じてましたし、僕も最後まであきらめずに戦い抜くことができました。最終的にはノアのファンの皆さんにも喜んでもらえる形になって、(青柳)館長の引退大会に花を添えられることになって良かったと思います」

▼原田「昨日の試合ではイスを使って足を攻められましたが『足の一本くらいくれてやる』という気持ちで最後まで戦いましたし、何よりこうしてどん底になってもプロレスリング・ノアを応援してくれる人たちのためにも勝ちたかった…という気持ちが強かった。あいつらが散々汚したGHCジュニアタッグのベルト、獲り戻せて良かったと思います」

――デスペラードが首負傷で欠場となったが、今後の展望について?

▼小峠「欠場に関してはどうなるのか分からないですけど、全体的には鈴木軍からタイトルを一つ獲り返しただけの状態ですので、すべてのタイトルが我々の手に戻ってきた時が本当のゴール。次の防衛戦がどうなるかは分からない状態ですけど、すべてを獲り戻すその時まで僕らも防衛し続けないといけないと思っていますんで。あいつらに汚されたベルトの価値を上げるためにも、どんどん良い試合をしていきたいですし、同時にすべて戻ってくるまで落とさないようにやっていきたいと思います」

▼原田「1回僕らが獲り返しただけで、すんなり引き下がるとは思えないですし、首負傷でどれくらい(復帰まで)時間かかるか分かりませんけど、あいつらが『もう一回やらせろ!』と言うなら自分たちは再戦をいくらでも受けるつもりです。すべてのベルトを獲り戻すのがゴールですし、そこまでは絶対にこのベルトを守り抜いて戦います。昨日の名古屋でノア反撃の狼煙(のろし)は上がったので、ジュニアのシングル、ヘビーのシングル、タッグを一丸となって獲り返しにいきます」

――奪回の反響はあった?

▼原田「『おめでとう』とか『ありがとう』っていう言葉はやっぱり多かったですけど、一方で『長かった』という声もあって。それは自分たちが反省すべき点。これからひとり一人、喜んでもらえる方を増やしていけるような結果と内容を残して、ノアを応援してくださる皆さんに恩返ししていきます」

▼小峠「ファンの方からもSNSを通じて喜びの言葉をいただきました。今まで『おめでとう』と言われることはあっても、『ありがとう』と言われることはあまり無かった。本当にファンの皆さんも一緒に走っていてくれたんだな、と思いましたし、同時に大事にしていかないといけないと思いましたね。再び失敗してしまうようなことがあれば、またそういったファンの方々の心を踏みにじることになってしまうので、そこは原田と組んでる以上は意地をみせていきたいなと思います」

――原田選手は再戦も受ける構えを示していたが、小峠選手は?

▼小峠「そうなるとリスクを背負うことになるんでしょうけど、来るんであれば“勝ち逃げ"みたいなことはしたくない。僕らも(シングルで)タイチ相手に何度も負けてますし。ただ、今回までは“獲り返すため"の試合をしてましたけど、これからはノアのチャンピオンらしい試合をしていきたいと思ってます」

――桃の青春タッグとしては3度目の挑戦でジュニアタッグ戴冠を果たした形となったが?

▼原田「長かったですねえ。いろいろあって。こうして二人でこのベルトを獲れたっていうのは、プロレス人生のなかでも嬉しいですし、ここからが“ノアの桃の青春"としてのスタートかな、というのは感じます」

▼小峠「うーん…桃の青春タッグ。原田やから“特にない"んすよね。『こいつと獲りにいきたかった』というのとも違って、こいつとは運命共同体的な部分があるというか。彼に関してはあんまりクサいことは言いたくないんで。そうですね…面白く、楽しく、そしてノアらしく彼と見せていければいいなと思います」

――再建という意味でもノアジュニア内での戦いも活性化させていきたい?

▼原田「そうですね。この前のジュニアタッグリーグ戦では拳王&大原組に負けてますし、そことも決着をつけたい気持ちはあります。ただとにかく今は、だいぶ汚れたこのベルトの輝きを獲り戻すための試合をしていきます」

▼小峠「今は(鈴木軍との)抗争の中にありますので。ただ、自分たちがジュニアタッグで“上"になったからには、死守していきます。もちろん“攻めない"ということではなくて、“ノアの選手が持ってなきゃいけないベルト"ということで気ぃ張っていきたいと思います」

――12月の大田区大会でも防衛戦を?

▼原田「もちろん。大田区だけじゃなくて来年には日本各地で防衛戦がしたいですね。その頃には鈴木軍も排除して、ノアの戦いで全国を回りたい気持ちもあります。こうしてジュニアタッグを獲り返して良い流れを作れたと思っているので、次から始まるグローバル・リーグも出来る限りのことはサポートして、みんなでノアを復活させたいと思ってます」

プロ格 情報局