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10/6【全日本】諏訪魔が宮原に要求 10・12後楽園で「本音聞かせろ」(写真あり)

 諏訪魔が6日、宮原健斗について言及。9・26後楽園大会で諏訪魔に急接近を思わせる行動を見せた宮原に対し、「俺を助け、目で何を語ったのか、その本音を今度の(10・12)後楽園で聞かせろ」と要求した。

 諏訪魔と宮原はこれまで一貫して敵対関係にあった。その図式に変化を予感させる出来事が9・26後楽園大会で起きた。諏訪魔と乱闘を繰り広げていたゼウスを宮原がジャーマンで投げ、諏訪魔を援護射撃する形に。不可解な行動に出た宮原は諏訪魔としばし向き合った。

 一連の行動は共闘を予感させるものだったが、当の本人は「助けてはいない。試合がゴチャゴチャしてたんで俺のうっ憤ですかね。組むとか組まないとか今のところ俺の中にはない」と否定。それでも「10月から動く」と宣言しており、宮原の動向は大いに注目されるところだ。

 一方、諏訪魔も宮原の真意を測りかねている。10・4羽村大会ではTARU&“brother"YASSHIのブードゥー・マーダーズとリング内外を入り乱れての大乱闘を展開。両者リングアウトに終わったものの“閉塞感"への不満を吐き出すような大暴れをみせた。実は宮原も諏訪魔と時期は違えどVMに在籍していたことがあり、諏訪魔は「感情ぶつかり合う試合を見て、あいつが何を感じたか。このままじゃダメだと思ったんじゃねぇの。Xceedにすがってる意味すらわからなくなっただろ」と現状を打破するよう呼びかけるような言葉を投げかけた。

 潮崎豪退団による世界タッグ王座返上に悔しさをあらわにしていた宮原は、9・26後楽園での行動を「悔しさがああいう形で出た」と説明していたが、10月シリーズから何らかの形で今後の方向性を示してくるのは間違いない。そこで諏訪魔は開幕戦の10・12後楽園大会へ向けて「俺を助け、目で何を語ったのか、その本音を今度の後楽園で聞かせろ。組みてぇのか、単なる気まぐれであんなふうに動いたのか答えを聞かせてもらおうか」と要求した。

 派閥闘争を思い描く諏訪魔は10・12後楽園で宮原が敵なのか、それとも諏訪魔派なのかをはっきりさせるつもりだ。

【諏訪魔の話】「俺とブードゥーの試合みただろ。感情ぶつかり合う試合を見て、あいつが何を感じたか。このままじゃダメだと思ったんじゃねぇの。Xceedにすがってる意味すらわからなくなっただろ。俺を助け、目で何を語ったのか、その本音を今度の後楽園で聞かせろ。組みてぇのか、単なる気まぐれであんなふうに動いたのか答えを聞かせてもらおうか」

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