プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

10/11【新日本】「新日本は棚橋の言いなり」「勝ったらファン投票」「パレハはレフェリーかも」…内藤言いたい放題 10・12両国へ公開調印式(写真あり)

 あす(12日)両国大会の東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦「(保持者)棚橋弘至vs内藤哲也(挑戦者)」に向けた公開調印式が11日、都内ラクーア・ガーデンステージで開かれた。

 今夏G1で敗れている内藤を棚橋が指名して実現する一戦。とはいえ戦前から良くも悪くも“制御不能\"を意味するロス・インゴベルナブレス入りした内藤の独壇場が続いている。

 公開調印式でも内藤は、やりたい放題かつ言いたい放題。いつものように周囲を焦らしながらゆっくりと登場するや、けだるそうに棚橋が座る予定のイスを蹴り飛ばした。

 ひとたび口を開けば、「挑戦権利証…言っとくけど俺、欲しいなんて一言も言ってないからね。でも明日、この挑戦権利証を懸けて試合をしなきゃいけないわけで。ま、結局この会社は棚橋の言うことがすべてだから。この新日本プロレスっていう会社は棚橋の言いなりだからね。棚橋が『もう一回』って言い出したら、もう一回やらなきゃいけない。今年、たぶん30試合くらいあるんすよ。だから俺は今後、対棚橋30連戦も覚悟のうえで試合しなきゃいけないと思ってます。なので“30連戦の初戦"くらいにしか明日の試合は考えてない」と皮肉たっぷりに持論を展開。

 さらには、かつて「IWGPヘビー(オカダvs内藤)かIWGPインターコンチネンタル(中邑vs棚橋)か」で争われた東京ドームの“メイン決めファン投票"に言及。2年前は投票の結果、「中邑vs棚橋」にメインを譲る形となった内藤は「俺がこの権利証を獲った場合、新日本プロレスを応援してくれるファンの皆サマの前で約束しますよ。2年前、どっちの試合を東京ドームのメインにするか、『新日本プロレスを応援してくれるファンの皆サマの意見を大事にする』ってことでファン投票やったんでしょ? だったら俺も今現在新日本プロレスを応援してくれるファンの皆サマの意見を大事にしたいんで、俺が権利証を獲ったらファン投票、是非やらせてもらいますんで、期待してください」と勝手に宣言してみせた。

 そして両国投入を予告している謎の“パレハ"(仲間)については、あえて「誰かって? だ・れ・かって〜?」と聴衆を煽り、「誰〜?」と口々に声が飛ぶと、「トランキーロ。あっせんなよ」と得意の“決めゼリフ"を発してニヤリ。質問で突っ込まれても「別に日本人なのか、外国人なのか。選手なのか、レフェリーなのか。はたまた、アナタがパレハじゃないの?(笑) とにかくその答えは、明日の両国までトランキーロだよ」と煙に巻き続けた。

 一方の棚橋は“パレハ"について「僕もしっかり(セコンドを)キャプテン(ニュージャパン)に頼んでますんで。頼りになる男なんですよ」と少々不安な対策を披露。内藤による「新日本は棚橋の言いなり」発言については「僕が言ってることが正しいかどうかなんて、結局はファンの皆さんが決めること。明日、結果が出ます」と堂々と受け流したものの、「明日の試合の主役は…内藤。話題持ってかれてるっていう悔しさもあるんで、それも含めて明日全部、借りを返します」と“本番で黙らす"構えを示した。

※公開調印式における各選手の詳細コメント、フォトギャラリーは下記「関連リンク」からご覧ください