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11/9【新日本】会見における中邑、AJの詳細コメント(写真あり)

 9日、東京・中野坂上の新日本事務所で会見した中邑真輔、AJスタイルズの詳細コメントは以下の通り。

【会見の模様】
▼AJ「IWGPインターコンチネンタルのベルトというのはIWGPヘビーとは違った意味がある。中邑がそれを獲って高めているベルトだと思っている。アンダーソンは残念ながら負けてしまったが、俺にそういう失敗はない」

▼中邑「ついにAJスタイルズとの試合が決まりました。お互いに自分を高めてきた、今の中邑真輔とAJスタイルズが戦うということに関しては、高めてきたこのベルトの価値ももはや何ていうかオマケにすぎないというか、このAJスタイルズと中邑真輔が戦うという現実が迫ってくることに凄く興奮しています」

――タッグで一度だけ対戦しているが?

▼中邑「AJスタイルズという名前は彼が日本での他の団体に出てる頃から、そこで知って、常に自分や棚橋同様、世界のレスリングシーンで常に名前を聞く人間として意識してました。BULLET CLUBに加入して、新日本に来てからは誰が疑うこともなく、すぐにその実力をみせつけられた。かつ同時に自分も世界のレスリングの団体から呼ばれることがあっても、常にAJはその会場にいるんですね。そういう意味ではタッグですら触れることのない相手だったんですが、自分としては非常に意識できる選手でしたね」

▼AJ「新日本が生んだベストなレスラーだと思っている。彼が俺のことを昔から知っているといったように、俺も良く知っている。過去タッグマッチで一度絡んだことがあるが、日がたってお互いに試合をよくみてきたと思う。それぞれがそれぞれの道で自分を高めてきた。そういう二人が戦うという意識だ」

――棚橋、オカダとは何度も戦ってきたが、彼らとの違いは?

▼AJ「棚橋、オカダとの違いを一言で言うと、中邑は秘めているものを持っている。棚橋にしてもオカダにしても戦い方はオーソドックスだった。それと比べて中邑は違うものを持っている。AJスタイルズとの試合は非常に面白いものになるだろう。ドームでは棚橋vsオカダという戦いもある。この2つのタイトルマッチが世界中のファンにいいものをみせるだろう」

――お互いの警戒点は?

▼中邑「予想も含めて楽しみで仕方ないんですが、唯一いえば彼はプロとして個で戦う。それが自分にないものかなと思える部分があるんで。自分は不安要素よりも彼との戦いで自分が何を得ることができるんだろうというところに楽しみというかうれしく思ってます」

▼AJ「全てだ。だからこそ彼は王者として君臨している。キックにしてもパンチにしても全てにおいて優れていると思うし、非常にデンジャラスな相手だと思う。それは俺もわかっているし、全て警戒したい」

――お互いの必殺技にどんな印象を抱いている?

▼中邑「正真正銘、彼のオリジナルとして、やっぱり強い。自分が作り上げたもので、自分がクリエイトしたもので世界の頂点なのか、トップに来てるという部分では絶対の自信があるでしょうし、もちろんそれに敬意を表しますし。言葉にすると安っぽくなりすぎるけど、非常にリスペクトしてるぐらい」

▼AJ「ボマイェ、これはできたら避けたい、受けたくないと思っている。中邑の動きについて研究しているから、かわす、あるいは受け止める、そういう動きをして必ず受けないようにしたい」

――インターコンチのベルトの名前を考えるとAJはこれ以上ない挑戦者では?

▼中邑「最大でしょうね。このベルトを手にしてから何度も日本人以外と戦ってきましたけど、その中で群を抜いて世界で戦っているレスラーとしては最大でしょうね」

――クリアすると新しいものが見えてくる

▼中邑「クリアしようがしまいが、そういうベルトになってしまったんだなと。ここで僕が勝とうが負けようがこの事実、世界中が注目する中でAJスタイルズが挑戦した、中邑と戦った、そこにかけられたベルトっていう事実はすでに確定済みですね」

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