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11/19【全日本】会見における西村&KENSOの詳細コメント(前編/写真あり)

 19日、東京・文京区役所で会見した西村修、KENSOの詳細コメントは以下の通り。

【会見における西村、KENSO】
▼西村「今回もいろんなレスラー、ガイジンはいませんけど、ベテラン揃いからパワーファイターがいたり、巨漢がいたり、若手がいたり。ただ、そういう中で本当にKENSO選手と組めてよかったかなと本当に思ってますよ。やっぱりタッグチームは非常に難しい部分があって、シングルプレイヤーと違いますからね。思想から理論から戦法、戦術から。あとは息が合わないと。気を使いすぎるとよくない。私も藤波さんと組んだり、武藤さんと組んだり、渕さんと組んだりしてきましたけど、本当の意味での信頼関係がないと。俺が俺になりすぎるとじゃうまくいかない。そう考えると本当にいいチームだと思ってますよ。私は世界、世界と言ったってどっちかというと試合より練習だったもんですからね。一回もメジャーというものに出たことないし、華やかな舞台は出てない。ドリーさんから、ジャック・ブリスコ、ヒロ・マツダ、ゴッチさん、戦法、戦術、思想、哲学、そういうものをぎっちり押し込まれたのがフロリダでしたけど、そういう意味で華やかな部分で彼はずっと活躍してましたからね。アメリカ、メキシコ。光と影で言ったら私は影、動と静でいったら私は静の方でしょう。プラスとマイナスでバランスはいいんじゃないかと本当に思ってますよ。あとはプツンときれて個人プレーに走っちゃうところもあるから、そこはテリー&ドリーの中のドリー役でコントロールしようかなと思ってます」

▼KENSO「まず自分としてもアメリカに3年、メキシコに4年、計7年海外にいたんですけど、実は西村大先輩とは近くに住んでいたり、何気に接点が多く、フロリダ時代もたつ鳥跡を濁さず。私の車の処理とか全て西村先輩にやってもらった過去がある。全世界いろんなところで西村先生とは接点があって、出会って16年ですか。世界規模で先輩として慕っております。その先輩と歴史と伝統のある世界最強タッグに出れるというのはまず心象としてうれしい。自分もフリーバードと申しますか、今フリーの選手として全日本に上がらせて頂いているので、本当のフリーバードを二人でみせたい。これは新日本時代から常々、西村先生から酒の席で約2時間ぐらい。内容は10分ぐらいですけど、毎日毎日、酒を飲みながら話を聞いて、青春時代の夢を叶えられたかなと思ってます。非常に23日を楽しみにしております。フリーバード」

▼西村「フリーバードと新日本を退団の時に使ってましたけど、80'sの音楽で好きなウィル・トゥ・パワーというのがいるんですよ。ビッグマウンテンがカバーしてオーバーした『ベイビー・アイ・ラブ・ユア・ウェイ』に凄くいい詩がある。新日本を退団する時に聴いてたんですね。私も自由な鳥になりたい、何も束縛されたくないと」

▼KENSO「私、以前、非常に流行語になりかけたビチッとという言葉があります。今も愛してやまない言葉ですけど、語源の始まりは西村大先輩なんですよ。とにかく話が長い。特にお酒を飲めば飲むほど長くなる。その時にビシーっと! ビシーっと!って」

▼西村「ビシじゃない。俺はバチーっと言った」

▼KENSO「バチーがだんだんビチーになって、それを僕がキャッチーな言葉としてアイデアとしてビチッとが出来上がった」

▼西村「全部持っていっちゃう。俺がフロリダに行ったらフロリダに来るし、カナダにきたらカナダに来るし」

▼KENSO「世界規模で一緒ですよね」

▼西村「私は逃げ回ってるんですけどね。縁があるんですよ。5回も6回もどこに行っても一緒というのは」

――今回組むのは必然だったといえる?

▼西村「そうじゃないですか。言いたいこと全部言い合える仲だから、いい試合になると思いますけど、心配してるのは私は常に冷静沈着ですけど、一人でとんでもない方向に行ってしまいますからね。あっちにいったりこっちにいったりするの得意ですからね。WJに行ったり」

――このタッグの強みはどこにある?

▼西村「(KENSOは)WWEでしょ、メキシコでしょ。それを経験した人、誰もいないじゃないですか。私はずっとヨーロッパにいたと。世界の3大都市を制覇しちゃってるわけですね。戦法、戦術を最大限に駆使したい」

▼KENSO「自分なんかプロモーター相手の仕事じゃないですか海外は。一回呼んでもらったとしたら何かしら爪あとを残したり、いい仕事をしない限りは次は呼ばれなかった。そういう世界が長かったんで、今回、全日本プロレスいろいろささやかれてる中で毎回、会場に初めて来てくれたお客さんが満足してくれるのが一番の目標ですね。それを我々の経験を活かせたらいいなと。それはキャリアが必要とされることだし、いろんな世界を見てきたからこそできることがある。とにかく初めて来てくれたお客さんに大発散してもらって、楽しんで帰ってもらう。それが海外に行ってる時に思ってました。そのお客さんを満足させないと次の仕事はないんで」

※後編に続きます

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