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12/11【全日本】「今の俺にはベルトが必要」 諏訪魔が1・2後楽園での三冠挑戦をアピール(写真あり)

 諏訪魔が11日、神奈川・横浜市の全日本道場で取材を受け、「今の俺にはあの三冠ベルトが必要。俺にしかできないことがいっぱいある」と主張し、1・2後楽園大会での三冠ヘビー級王座挑戦をアピール。2016年の幕開けと同時に1年5ヶ月ぶりの至宝ベルト返り咲きに動き出す構えをみせた。

 12・6大阪大会で宮原健斗と組んで『2015世界最強タッグ決定リーグ戦』に優勝した諏訪魔。試合後、宮原を暴行する一方で、野村直矢をEvolutionの新メンバーに加えた。

 2016年へ向けて地盤を固めた諏訪魔は「外に目を向ける」と対他団体、他団体出撃に積極的。「外にだけ集中してるわけにいかない。やっぱり全て話題独占。中も外も中心になって回していく。それだけ欲張りにいきてぇ」と当然、全日マットも中心になって牛耳っていくつもりだ。

 全日本は今、選手の離脱など激震に揺れているが、そんな逆境だからこそ、諏訪魔は「全日本プロレスを立て直すにはどうしたらいいかを考えたら、それはどんどん自分が前に出て行くことが一番の近道なんじゃないか」と確信。そのためには全日マットの頂点に立つしかない。

 そこで諏訪魔は「今の俺にはあの三冠ベルトが必要。俺にしかできないことがいっぱいある」と至宝ベルト獲りに動くことを宣言。「早く挑戦させろ。当然、新年一発目、狙ってるね」と2016年初戦となる1・2後楽園大会を舞台に設定し、「三冠のベルトをここで俺が獲って巻いて、そして外に見せつけに行くということが今、俺の中で考えてること」と描いた。

 実現すれば2014年7月に第49代王者から陥落以来、1年5ヶ月ぶり5度目の戴冠を狙うことになる。王者・秋山準の反応次第だが、諏訪魔は「実績的に言ったら今一番流れが来てるわけだから。優勝したんだから今、一番、発言権がある立場だと思うよ」と最強タッグ優勝の実績をタテにアピールしていた。

プロ格 情報局