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2/29【大仁田事務所】大仁田が右脇腹負傷でドクターストップも強行出場へ(写真あり)

 “邪道"大仁田厚が29日、医師から“欠場勧告"を受けながらも強行出場する意向を示した。

 大仁田はFMW2・26後楽園ホール大会でNOSAWA論外を相手に場外で机上パイルドライバーを見舞った際、すぐ横にあった机の脚の角に右脇腹を強打。縦約30センチに及ぶ大きな裂傷を負った。あと2センチずれていたら、机の脚が脇腹を直撃して大惨事になってしまうところだったという。

 試合後、都内の病院に向かったが、医師からは裂傷で全治3週間、絶対安静と診断された。「縫合手術を受けて、試合は休んでください」とドクターストップも掛かったが、翌27日に超花火・白河大会を控えていた大仁田は「縫合して、試合をすると傷が開いてしまうから」との理由で縫合手術を拒否。テーピングで傷口をカバーし、ドクターストップを振り切って、白河大会に強行参戦した。

 今後も大仁田は多くの試合出場を予定している。超花火3・5行方(茨城)大会を筆頭に、3月6日には『アレクサンダー大塚20周年興行』徳島大会で船木誠勝との初対決も実現する。さらにファイト・オブ・ザ・リング3・9新木場大会、爆破王タッグ王座戦が行われる予定の超花火3・11所沢大会。FMW3・12宮代大会があり、同14日には都内では1年8カ月ぶりの開催となる『大仁田興行』新木場大会も控える。

 3月に予定されている試合は12〜13大会にも及ぶが、大仁田は「縫合すると試合ができなくなってしまう。俺は師匠であるジャイアント馬場さんから、『欠場はするな』と教えられた。体が動く限りは、休むわけにはいかない。俺の試合を待ってくれているファンのために欠場はできない」と苦しい胸の内を明かし、縫合手術を受けずに強行出場を続ける意向を示していた。

プロ格 情報局