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3/17【リアルジャパン】3・24後楽園へ3選手が公開練習 S・タイガー&クノウが船木&鈴木迎撃へ新技披露(写真あり)

 スーパー・タイガー&タカ・クノウ、倉島信行が16日、東京・本郷三丁目の興義館で練習を公開。3・24後楽園大会で佐藤光留と組んで船木誠勝&鈴木みのる&川村亮と対戦するS・タイガーとクノウは新合体技を披露した。

 まずはクノウと倉島がグラップリングのスパーリングを披露。両者は国士舘大学柔道部の先輩後輩の間柄でもある。続いてS・タイガーがミット打ち。コンバットレスリング82kg級で優勝した佐藤竜太の持つミットを蹴りまくった。

 S・タイガーとクノウは当日のパートナーとなる佐藤光留と3人で編み出した合体技を披露した。クノウがグラウンドで相手の両足を取って持ち上げたところにS・タイガーと佐藤が両サイドからダブルのミドルキックを放つというもの。S・タイガーは「船木さんよりも川村君よりも鈴木さんに(決めたい)。ボク自身も育ててもらった恩を闘いのなかで返していきたい」とかつて師と仰いだこともある鈴木に狙いを定めた。

 後楽園大会の第1試合で元総合格闘技DEEP&全日本サンボ王者・長谷川秀彦と対戦する倉島は新技の「クラシマンドロップ」を公開。いわゆるジャンピングネックブリーカードロップで、デビューから20年で初めての飛び技となる。倉島は「20年やってこられたというものを見せつけてやりたいので、プロレスラーの凄さ(を見せる)。長谷川、待ってろよ!」と吠えていた。(※情報提供:リアルジャパンプロレス)

【公開練習におけるS・タイガー&クノウ】
▼S・タイガー「佐藤光留選手は今日来れなかったんですけど。タカさんとは前回、昨年の夏ですか、船木さんと闘ったときもけっこういい手応えがあって、合体技もできたので。当時に使ったやつはボクが水面蹴りでタカさんが上からフライングニールキックの合体技だったんですけど、今回はまた新しく佐藤君を加えての技でそれを実践してみたいと思います」

▼クノウ「単純な技だけれども、いろんな用途があって、いろんなところで使えるので、これはいろいろ変形させられるということで磨いていこうと。そのひとつの段階というところで、この技になります」

――技名は?

▼クノウ「絶賛募集中です!」

――相手の足を取る役割はクノウ選手と決まっている?

▼クノウ「そうですね」

▼S・タイガー「ボクら2人(スーパー&佐藤)で蹴った後にタカさんが次に移行すると」

▼クノウ「基本、2人は蹴りがうまいので」

――対戦相手の誰に一番決めたい?

▼S・タイガー「鈴木みのる選手ですね。船木さんよりも川村君よりも鈴木さんに(決めたい)。ボク自身も育ててもらった恩を闘いのなかで返していきたい。もちろんこの3人のなかだったら誰に決めてもいいと思うんで。船木選手にも前回やられてますし。川村君とも何度もやってますし。でもやっぱり鈴木選手に一番(決めたい)。この技を決めるには(鈴木が)一番豪快なんじゃないかなってボクは思います」

【公開練習における倉島】
▼倉島「「20年やってこられたというものを見せつけてやりたいので、プロレスラーの凄さ(を見せる)。長谷川、待ってろよ!」

――通常のネックブリーカードロップとの違いは?

▼倉島「どこが違う? やっぱりボクがやることですね。要は無我のスタイルでずっとやってきて、ボクってレスリング(スタイルで闘ってきた)。プロレスでこういう技ってやったことないですね。だから今年は新たな節目なので、ここから倉島は変わるよって。20周年ですからね。ラリアットをずっと否定してやってこなかったので、そのボクがやるという。そうしないとたぶん長谷川選手に勝てないですね。どこか出せるところがあったらスキを見て出さないと。さっき、タカ選手とグラップリングをしましたけども、足を取られて、あれをちょっとずらしただけですぐ極められちゃうところだったんで。今はスパーリングの形で手を抜いてますけど、スパーリングでなければ極まっているので、その怖さ(も見せたい)。やっつける、変えるためには彼を仕留めてやらないと」

――この技をあえて見せた理由は?

▼倉島「ボクって要はレスリング、無我、キャッチレスリングだけでやってきたものをもう一段階上に行くのに、今までやったことのないことを取り入れるのが(必要)。どんどんここから変わっていこうって」

――その第一歩?

▼倉島「そうですね。とりあえずこれを。まだ完成形では(ない)。まだボクのなかでは完成していないので、試合前までに煮詰めて完成形にもっていきたいです」

プロ格 情報局