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3/30【全日本】会見における青木の詳細コメント(写真あり)

 30日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見した世界ジュニアヘビー級王者・青木篤志の詳細コメントは以下の通り。

【会見における青木】
▼青木「勝てたから言えるけど、ディンゴ選手、強くていい選手でした。沖縄でやったのもありますが、沖縄の方の声援も向こうに行きまして、完全にアウェーの試合になりましたが、向こうはそれを利用したのかわかりませんが、面白く試合ができました。自分の中でどっちかというとブーイングが飛んだり、相手が応援される方が試合に集中できるというか、やる気がどんどん出てくるので、自分にとってもいい形で防衛できて、まずはホッとしてます」

――ジョー欠場を受けてチャンピオン・カーニバル出場が決まったが?

▼青木「もともと僕はヘビー級とジュニアヘビー級とあって、僕はジュニアの人間なんで、ヘビー級の中に飛び込むことは基本的にしてこなかったつもりです。そういうスタンスでやってきましたし、本来であればチャンピオン・カーニバルやってるけど、ジュニアはジュニアで面白くしていこうというのがもともとの考えだったんですけど、ついこの間、ジョーの状態を聞いて、まずいなというのが自分の中で出てきて、今Evolutionは諏訪魔選手が欠場、ジョーもまた欠場となった時にこのままじゃよくないんじゃないかと思って。ジョーの代わりの選手は探せばいると思うんですけど、そこはあえて自分がいきたいなと思いました。これは別に僕がヘビー級の中に入ってヘビー級の人間をどうのこうのじゃなく、まずはジョーのため、Evolutionのためというのがあります。僕が彼の代わりができるかと言ったら無理だと思います。ジョーは全日本プロレスで唯一無二の存在なので、その代わりになるわけでもなく、とにかく自分にできること、自分にできる試合、それを全力でチャンピオン・カーニバルにぶつけたいと思いました。しかしせっかくこうして機会を得てチャンピオン・カーニバルに出るわけですから、ヘビー級の中に入って、ヘビーの人間に自分がどれだけ立ち向かっていけるか、勝っていけるか証明できるいい機会だと思います。対戦相手を常に全力で倒しにいきます」

――全日ジュニアを盛り上げることを最重要とする青木選手にすればカーニバル出場は複雑な心境だと思うが?

▼青木「それは本当に申し訳ない。ジュニアのベルトを持っていて、本来ならベルトを持ってる人間が盛り上げていかなきゃいけないものを自分は一回おろそかにするわけですから、それなりのものを考えなきゃいけないし。自分がいなくても、なんだったら次に挑戦する人が誰になるのか、それを決める意味でも僕は全日本のジュニアが面白くならないとは思っていないので、チャンピオン・カーニバルには出ますけど、ジュニアにも目を向けて取り組んでいきたいと思います」

――カーニバルのシリーズ中にジュニアの選手にアピールしてきてほしい?

▼青木「もうアピールしてきちゃってるからどうなるかなというところなんだけど、いろんな人間が名乗りを上げてくれるのはベルトを持ってる人間としてありがたいこと。そういう意味では今、一番活性しやすいのは世界ジュニアかなと思います。逆に言えば一番獲りやすいと思ってるのかわからない。でも自分がこのベルトを持っている限り、全力で守ってこのベルトを中心に全日本ジュニアをいろいろ活性化できれば。次のシリーズもいろいろやっていきたいと思います」

――青木選手が優勝すれば全日ジュニア、世界ジュニアの価値も跳ね上がることになりそうだが?

▼青木「もちろんそこも考えていかないといけないし、狙えるベルトは狙っていきたいし、チャンスがあれば獲りにいかないといけないし、今回もいいチャンスだと思ってます。チャンスというのは何をチャンスと思うかと、どうやって自分で作るか。今回は世界ジュニア以外のベルトに目を向けるいい機会だと思ってるんで、それも踏まえて試合をしていきます」

プロ格 情報局